長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

茶畑で性教育?

2014-05-18 08:34:50 | Weblog

今日は「墨田ぶらり下町音楽祭」

spice cafe も天真庵も、ライブの会場になるので、通常の営業ではない。

いい天気になってよかった。今日は「文花」という街が、その名に恥じない

くらい、クラシック音楽で華やかな舞台になる。南千住の街にも飛び火していったけど、

こんな手作りの音楽祭が、いろいろな街で行われていくと、憲法の解釈など関係

なく日本人が平和な生活を享受できると思う。そのくらいの権利的人権は自分たちでつかみたいものだ。

今朝は蕎麦を打つ必要がないので、街をぶらりと散歩して見た。通りの街路樹や公園の木々

も新芽がいっぱいで、気持ちがいい。「岐阜病」ではないけど、お茶摘みを一生懸命したので、

新芽がみなお茶に見える・笑

「一針二葉」(いっしんによう)というのが、丁寧に新茶を積むときの基本。

初めての体験だったけど、3時間くらい手で摘んで、小さな籠にいっぱいになったけど、

それを蒸し器で蒸し、手揉みし、窯煎り茶にして、できあがったら200gに満たなかった。

昔から女性たちは一日労働して、6貫目の茶葉を積むのが、平均だったらしい。

一貫が3.736kだから22k以上の茶葉を積んだことになる。口でいったり、書いたりするのは

簡単だけど、「すごい~ ボリボリ」なんていう次元ではない。熟練された技、というのは、

どの世界でもすごい。便利な時代になったけど、大事な技や習慣が失われていくのとは忍びない。

彼女たちは小さいころから、母親に「茶摘み唄」を歌ってもらいながら大人になった。

♪谷からは泉があふれ、畑には猪がでる 女の股からは血がでる・・・・

そんな唄を聴きながら、母は娘にいろいろなことを伝えていったみたいだ。

「ヒトは躾で人になる」  岡田先生の本の題名だけど、ほんとうにそう思う今日このごろ。

今年は例年より以上に新茶を味わい深く堪能できそうだ。感謝。

明日は「卵かけごはん」

火曜日は「書をしよう会」

水曜日・木曜日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」です。