長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ボサノバで蕎麦かい?

2014-04-28 07:31:33 | Weblog

昨日は、若い蕎麦打ちさんたちが元気に蕎麦を打った。

ひとりは、いろいろな国に友達がいて、アウトドア料理やイタリアンが

得意のくんで、蕎麦打ちは3回目。リネンの夏服に似合いそうな涼しげな

帽子をかぶったまんま蕎麦を打ち始めた。なんとなく「サンバ」が似合いそうな

雰囲気だったので、先週ライブをやってくれた布上智子さんのCDを聞きながら

見守っていたら、3回目とは思われないくらい、しなやかな蕎麦ができた。

二人目は、将来は田舎で「そばや」をやる、というのを密かに夢見てる青年、いや壮年。

目的意識がしっかりしているので、確実に階段を上がるように一歩一歩前進している。

顔に似合わず猪突猛進型なので、ほっておいたらどこにいくかわからないところが欠点だけど、

蕎麦打ちではそれをうまくいかしているみたい。将来有望。

3人目は、3回目にして親戚の前、しかもこれから結婚する予定の新族に明日「蕎麦会」

を依頼された、という青年。それしだいで、彼の人生の分水嶺にもなりかねないので、真剣勝負

の蕎麦打ちになった。100件あれば100種類の家庭の味があるように、100人いれば100通りの

「その人のそば」の味がある。おひとりおひとりの「人間味」が隠し味になる。粒々皆辛苦の慈悲の味。

今日これから8時から10時まで「卵かけご飯」