天真庵の看板の書を書いてくれた貞本さんが、月に一度やってきて
「書」を教えてくれる日。二階にも彼の「空」が飾ってある。
大塚に会社をもっている社長も副業?でやっていて、江戸一という
居酒屋であって、意気投合した。その縁でぼくが理事長をしていた
IT企業の団体でも、いろいろ尽力をいただいた。
書は、昔から文人とかかわりが深く、書斎の必需品で、「文房四宝」
といって、紙、墨、筆、硯の四つは「たからもの」のように大事にした。
今日は、ぼくのお茶の弟子も2人参加することになった。
お茶道具も、宝ものみたいなものだが、花のハサミもまたたからもの。
ぼくたちの習っている「花」のはさみは、「安重」という京都の老舗の
ものを使っている。やすしげ、というけど高い。
京都はお寺の近くには、必ずおいしい豆腐屋があるけど、お城の近くには
鍛冶屋がある。安重は二条城の近くで元禄13年に創業し、すぐに池の近くの坊さん
に気にいられて、花ばさみを作りはじめたらしい。
京都の人たちは、「安重さんのはさみは、むっくりしてていいわ」なんていう。
包丁も花ばさみも、命あるものを、切る。のでその瞬間に、あいての命に感謝
しながら切る、そしてその瞬間瞬間を楽しみながら、気品をもって、むっくり、
ということになる。ちょっと京都らしい言葉。
明日明後日は連休。
「書」を教えてくれる日。二階にも彼の「空」が飾ってある。
大塚に会社をもっている社長も副業?でやっていて、江戸一という
居酒屋であって、意気投合した。その縁でぼくが理事長をしていた
IT企業の団体でも、いろいろ尽力をいただいた。
書は、昔から文人とかかわりが深く、書斎の必需品で、「文房四宝」
といって、紙、墨、筆、硯の四つは「たからもの」のように大事にした。
今日は、ぼくのお茶の弟子も2人参加することになった。
お茶道具も、宝ものみたいなものだが、花のハサミもまたたからもの。
ぼくたちの習っている「花」のはさみは、「安重」という京都の老舗の
ものを使っている。やすしげ、というけど高い。
京都はお寺の近くには、必ずおいしい豆腐屋があるけど、お城の近くには
鍛冶屋がある。安重は二条城の近くで元禄13年に創業し、すぐに池の近くの坊さん
に気にいられて、花ばさみを作りはじめたらしい。
京都の人たちは、「安重さんのはさみは、むっくりしてていいわ」なんていう。
包丁も花ばさみも、命あるものを、切る。のでその瞬間に、あいての命に感謝
しながら切る、そしてその瞬間瞬間を楽しみながら、気品をもって、むっくり、
ということになる。ちょっと京都らしい言葉。
明日明後日は連休。