長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

吾妻絞を投げ入れる

2013-03-03 08:43:01 | Weblog
先日、お茶の先輩にいただいた椿が艶っぽいので、
久保さんの古瀬戸の小さな花器に投げ入れてみた。
いつもお花のお稽古の日には、掛け軸を整え、花を一輪
投げ入れることを、課題にしてきた。
その椿の名前が「吾妻絞」というらしい。掛け軸が、玉蘭(池大雅の奥方)だった
のでぴったりな感じだ。

吾妻といえば吾妻栄という法学者がいた。昭和50年代の大学時代に、民法の本で「ダットサン」
と呼ばれた名著「民法」があった。その本の著者だ。
小粒でも力持ちで、小回りが利くところが当時人気車の「ダットサン」みたいだということで
ダットサン民法と通称されていた。 今は昔の昭和。

昨日は葉蘭を生けた。花はないけど、生け花の基本。
やればやるほど、むずかしさや深さもわかり、「道」
という厳しさを痛感する。
古典の教科書に、陰方、陽方みたいな解説がされてある。
お花やお茶や東洋の思想もみんな宇宙と繋がっている。

夜は場所を押上文庫に移し、「ダメから始める中国語」
をやった。みんな元気で「大とら」ばかりなので、
かなり飲んだ。

今日は日曜日なので16時閉店。
それから「ヨガ&蕎麦会」
これも陰陽の陰ヨガ。ヨガをやった後に、蕎麦を食べ、
蕎麦湯を飲む、というのは、体の中の宇宙に慈悲深いものが
染みわたるみたいで、すごく体によさそうだ。
たぶん、かのヨガの聖者。カリヤッパ先生も知らなかった世界。