長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

天下無敵の蕎麦を食べにいく

2012-04-19 19:25:09 | Weblog
月に一度は食べないと、後悔するような蕎麦屋が石岡にある。
今日も朝一にホボブラジルをポットに入れ、かめやのパンをもって、
常磐道を走り、いってきた。うちの珈琲の石臼と同じ作者の石臼で
大豆を挽き、手作りの豆腐がでてくる。これを酒肴に里山の風景を眺めながら
飲むと、明日死んでもいい、くらいに極楽な気持ちになる。

最近、「石臼」に光があたってきた。蕎麦屋も新しいお店はほとんどが、
石臼で挽いた蕎麦をだす。コーヒー屋は、まだまだ「石臼」使いが、10年後
には、主流になっているのではなかろうか?
陶芸家たちも昔は、土をつくったり、釉薬つくりに石臼を使った。
家では、「きな粉」をひいたり、そば粉やはったい粉をつくったりした。
陽あたりのいい縁側で、小鳥の声、虫のすだく声などをききながらの手仕事、
こんなに幸せな「ひだまり」こそ、日本人の幸せの極致。

今月から「粒々皆辛苦道・バイセン」が始まる。カリキュラムなど考えて
いないけど、何かこれからの暮らしの「道すじ」のヒントになればいいと
思っている。

明日明後日が「染めもん展」
京都のトムさん、こと、野村富造が昨年の春に突然旅立たれた。
池袋時代から毎年秋になると、「染めもん展」をやった。
茶会の時に着る着物や、ネクタイなども彼の作品が多い。
もうやめるんかいな、と思っていたら、河野さんが志を継いで
続けることになった。今日京都から荷物が届く。
22日の夜は、エンディングパーティー。大阪から千里家万馬さん
がきて落語をやってくれる。(19時から  2000円 蕎麦・珈琲つき)