昨日、てつやが遊びにきた。
友だちの結婚式が終わり、2次会までの時間を使って、
わざわざきてくれた。
彼は50年以上続いた印刷会社の3代目で、新川に
立派な自社ビルをふたつも持っていた。
でも時代の波に飲み込まれるように、3年ほど前に
倒産の憂き目を見た。
50年も持つ会社というのは、理念がしっかりしていて、
創業者が音楽家でもあったので、をれを社歌にして具現化した。
まだ、日本の会社が「大家族主義」みたいな時代の象徴のような歌
だった。新入社員が入る春は、それを歓迎するセレモニーがあり、
一度そこで30分くらい話をしたことがある。翌年は確か「わか」
が話をした。
そんなセレモニーの時に、社歌を全員で歌う。
大家族主義の会社の特徴は、家族みたいな社員の冠婚葬祭を大切にする。
てつやもそんな社長だったので、よく礼服を着て、社員の結婚式や、取引先の
葬式なんかに出ていた。
昨日はそんなことを思い出した。
「人間を尊重」したり、「社員は家族」と思うような気持ち
がない人間は、会社なんか起こさないほうが、いい。
ただ金儲けがしたいだけのものは、円天みたいなものだ。
炎天下で滅びにいたるだけだと思う。
友だちの結婚式が終わり、2次会までの時間を使って、
わざわざきてくれた。
彼は50年以上続いた印刷会社の3代目で、新川に
立派な自社ビルをふたつも持っていた。
でも時代の波に飲み込まれるように、3年ほど前に
倒産の憂き目を見た。
50年も持つ会社というのは、理念がしっかりしていて、
創業者が音楽家でもあったので、をれを社歌にして具現化した。
まだ、日本の会社が「大家族主義」みたいな時代の象徴のような歌
だった。新入社員が入る春は、それを歓迎するセレモニーがあり、
一度そこで30分くらい話をしたことがある。翌年は確か「わか」
が話をした。
そんなセレモニーの時に、社歌を全員で歌う。
大家族主義の会社の特徴は、家族みたいな社員の冠婚葬祭を大切にする。
てつやもそんな社長だったので、よく礼服を着て、社員の結婚式や、取引先の
葬式なんかに出ていた。
昨日はそんなことを思い出した。
「人間を尊重」したり、「社員は家族」と思うような気持ち
がない人間は、会社なんか起こさないほうが、いい。
ただ金儲けがしたいだけのものは、円天みたいなものだ。
炎天下で滅びにいたるだけだと思う。