天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

久し振りに・・・

2022年10月02日 18時58分02秒 | 日記
 先日、知り合いから、県の芸術祭の洋画の部門に入選したとの知らせを受けました。
 会期が6日までとの事でしたので、今日行く事にしました。

 その前に、しばらく写真を撮っていないと思っていたので、
 カメラが腐るといけないと思い、
 今まで行った事がなかった「うつのみや遺跡の広場」に行って写真を撮って来ました。
 遺跡の広場は、宇都宮市の西部の霊園を整備する過程で発見された、
 縄文時代前期の大規模集落で、「根古谷台遺跡」と称して整備が進められ、
 1991年に公開されました。
 1988年には国の史跡に指定されていますが、
 毎年5月頃には、ニッコウキスゲが咲く事でも知られています。
 行ってみたら、復元された大規模建築物が見事でしたし、
 人が誰もいなかったので、遊歩道を歩いていて、
 縄文時代にタイムスリップしたような感じになりました。
 下記のアドレスに写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708

 遺跡広場から県立美術館に行きました。
 県の芸術祭は、文化協会が主催する芸術祭で、
 県立美術館では、洋画・彫刻・工芸の入選作が展示されていますし、
 来月末からは、日本画・写真・書道が別の会場で開かれます。
 その他、詩や短歌などの文芸部門、
 音楽、演劇、民謡・民舞などのホール部門、
 茶華道などもある総合的な芸術祭です。

 目的の作品は、洋画との事でしたので、油絵だと思ったのですが、
 油絵の背景に、紙製の人形が貼り付けられた立体的な作品でした。
 人形がメルヘンチックな形で、可愛らしかったですし、
 全体的にとてもファンタジックな楽しい作品だと思いました。
 80号との事だったと思いますが、大きな作品で労作だと思いました。
 その他の作品もそれぞれに素晴らしい作品が多く、見応えがありました。
 会場は、出展者の関係者なのでしょう、何時になく混んでいました。

 芸術祭の外に、平常展も観られました。
 特に、栃木県出身の日本画家の小堀鞆音(ともと)の特集が展示されていました。
 小堀鞆音は、明治時代の画家で、歴史画を多く描いています。
 有職故実に詳しく、明治神宮の絵画館には、3点ほどの作品があります。
 僕は好きな画家なので、とても興味深く観て来ました。

 これまで、中々出掛けられずに、些か欲求不満気味でしたが、
 今日は広々とした遺跡を訪ねる事が出来ましたし、
 絵も沢山観る事が出来、とても良かったと思いました。
 やる事、片付ける物は、まだ沢山あるのですが。

コメント
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