街頭演説・・・

　今朝10時過ぎ、図書館に本を返しに行こうと歩いていたら、知り合いに行き会いました。
　日曜なのに仕事ですか？と尋ねたら、これとポケットから出したのが、
　総選挙の立候補者の名刺でした。
　仕事の関係で動員を受けて、仕方なく９時から聞いていたとの事でした。
　今日は、宇都宮は冷たい風の吹く寒い一日でしたが、
　朝から１時間近くも屋外で立っていたのでは大変だったろうと思います。
　お疲れ様と言って別れました。

　テレビのニュースなどで見る街頭演説は、
　多くの聴衆を前にして候補者が演説している姿ですが、
　実際に街中で見るそれは、ほとんど立ち止まる人もいない所で訴えている姿です。
　聴衆が集まる光景は、やはり動員した結果なのでしょうね。
　大物政治家などが来ると、聴衆がいないと申し訳ないので、
　人を集めると言うような手配をするのでしょう。
　そして、仕事の関係などを使って動員する事になるのでしょうが、
　余り効果があるとも思えません。
　むしろ寒空の下に立たされて面白くもない話を聞かされたのでは、
　反発する気持ちが出て、その候補者に投票しなくなるような気もするのですが、
　そのようなへそ曲りは少ないのでしょうかね？

　政見放送も同じですが、聞いていると良い事ばかり言っています。
　自分へあるいは自分の党へ投票させようとしているのですから、
　セールストークになるのは仕方ないのでしょうが、
　現状が悪くて自分ならば絶対に良くすると主張しています。
　選挙の度に誰もがそう言って来たのですが、
　今の日本の状況は最悪になっています。
　これまで政権を担って来た政治家は能力がないのかも知れませんね。
　セールストークに騙されず、誰がどこの政党が国民に幸せをもたらしてくれそうなのか、
　良く見極めて１票を行使したいと思います。