天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

パンダ・・・

2017年12月20日 19時32分56秒 | 日記
 僕はパンダが好きです。
 愛くるしいと言うか、少し間抜けな動作を
 映像で見ていると気持ちが和らぎます。

 昨日、上野動物園で生まれたパンダのシャンシャンの一般公開が始まり、
 実際に見るためには抽選で、かなりの高倍率になっています。
 シャンシャンが生まれて以来、NHKは異常な位取り上げています。
 関東地方だけの報道なのかどうかは分かりませんが、
 他に伝えるべき事はもっとありそうな気がしています。

 和歌山県の仁坂吉伸知事も、今日の記者会見で、シャンシャンの報道に関して、
 「上野のシャンシャンしか世の中にいないのか、というくらいの浮かれようだ。
  最後に『和歌山にもいるんですよ』と一言くらい入れてくれたらいいのに」と
 注文をつけたと報じられています。
 正にその通りのような気がします。
 和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」では、
 現在、5頭のジャイアントパンダが暮らしていて、
 昨年9月にはメスの結浜(ゆいひん)が生まれています。
 その時に今のような報道はなかったような気がします。

 他にも、神戸市の市立王子動物園にも1頭のメスのパンダがいますので、
 現時点で日本にはシャンシャンも含めて9頭のパンダがいる事になります。
 これらのパンダは、全て中国から借り入れています。
 日本国内で誕生したパンダも、中国との取り決めにより
 概ね性成熟に達する4歳になった時点で
 中国に譲渡しなければならない事になっています。
 パンダは、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されていますので、
 国際的な商取引が禁止されています。
 しかし、例外的に繁殖・研究を目的とする場合は貸し出す事が出来るようになっています。
 そのレンタル料も高額で、つがい一組で年間1億円程度との事です。
 なお、上記のアドベンチャーワールドは、民間企業であるため、
 レンタル料を公表していないようです。
 そのレンタル料は本種の研究費や生息地保護資金に充てられています。

 中国では、以前からパンダ外交と呼ばれるように
 パンダを贈って外交を進めて来た時期があります。
 日中戦争の最中、中国国民党指導者の蒋介石の妻、宋美齢は
 1941年に2頭のパンダを贈り、
 到着が真珠湾攻撃の数日後というタイミングもあって
 「愛らしいパンダの中国と卑怯な日本人」という工作が成功したと言われています。
 日本に初めてパンダが来たのは、日中国交正常化によってでした。
 1972年10月28日に上野動物園に中国からカンカン・ランランの2頭が贈られました。

 パンダの動画は多数ありますが、その中でも有名なのが下記の動画です。
 ご存知の方も多いかと思いますが、14秒ほどですから、ご覧下さい。
 同居人も大好きでした。
 https://www.youtube.com/watch?v=9Cfgt2EQFKo

コメント
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