昨日は、山口県・島根県で記録的な大雨となりました。
1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が数時間、ほぼ同じような場所で続き、
土砂災害や川の増水・氾濫など、大きな災害の発生した地域もあります。
山口県萩市須佐では12時4分までの1時間に138.5ミリの猛烈な雨が降り、
1時間雨量としては気象庁の全国歴代で20位以内に入るほどの記録的な雨量となり、
約半日で平年の7月1か月間の雨量を超えてしまった地域もあるとの事です。
気象庁では昨年から、それぞれの地域で「数十年に一度」レベルの大雨になった場合には、
「これまでに経験したことのないような大雨」と表現して、
最大級の警戒を呼びかけることになっています。
今回は、山口県(萩市、山口市、阿武町付近)と島根県(西部)で、このレベルに達し、
昼前に、気象庁から「記録的な大雨に関する情報」が発表されました。
昨年も九州北部豪雨の際にこの情報が出されました。
昨日は、さらに気象庁の記者会見があり、
予報課長は、
「ただちに、命を守る行動を取ってください。
避難勧告などの情報に留意して、ただちに避難所に避難するか、
外出が危険な場合には家の中のより安全な場所にとどまってください」と述べ、
緊迫した状況が伝わって来ました。
昨日の大雨は、湿った暖気が中国地方に入った事、
そこに偏西風の蛇行に伴って上空に冷たい寒気が流入して、
湿った暖気が急上昇し、背の高い積乱雲になった事、
上がってきた大気を押し流す風が上空で吹いていたため、
下からの上昇気流の勢いが弱まらなかった事の3点が原因とされています。
このような状況の分析も必要だと思いますが、
更に踏み込んで、太平洋高気圧が何故張り出していないのかとか、
偏西風の蛇行の原因は何かなどの原因分析をして、
その対応策として、どのような事をすれば良いのかを
明らかにしないといけないレベルなのではないかと思います。
気候の変動は、地球的な問題ですが、各国の英知を集めて検討しないと、
爆発的に増える人口増に対応した食糧生産などにも大きな影響があります。
かなり深刻な状況だと思います。
自然現象と考えてしまうと、そこから進みませんが、
人間の活動が気象に影響を与えると考えて、何かしないといけないような気がします。
1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が数時間、ほぼ同じような場所で続き、
土砂災害や川の増水・氾濫など、大きな災害の発生した地域もあります。
山口県萩市須佐では12時4分までの1時間に138.5ミリの猛烈な雨が降り、
1時間雨量としては気象庁の全国歴代で20位以内に入るほどの記録的な雨量となり、
約半日で平年の7月1か月間の雨量を超えてしまった地域もあるとの事です。
気象庁では昨年から、それぞれの地域で「数十年に一度」レベルの大雨になった場合には、
「これまでに経験したことのないような大雨」と表現して、
最大級の警戒を呼びかけることになっています。
今回は、山口県(萩市、山口市、阿武町付近)と島根県(西部)で、このレベルに達し、
昼前に、気象庁から「記録的な大雨に関する情報」が発表されました。
昨年も九州北部豪雨の際にこの情報が出されました。
昨日は、さらに気象庁の記者会見があり、
予報課長は、
「ただちに、命を守る行動を取ってください。
避難勧告などの情報に留意して、ただちに避難所に避難するか、
外出が危険な場合には家の中のより安全な場所にとどまってください」と述べ、
緊迫した状況が伝わって来ました。
昨日の大雨は、湿った暖気が中国地方に入った事、
そこに偏西風の蛇行に伴って上空に冷たい寒気が流入して、
湿った暖気が急上昇し、背の高い積乱雲になった事、
上がってきた大気を押し流す風が上空で吹いていたため、
下からの上昇気流の勢いが弱まらなかった事の3点が原因とされています。
このような状況の分析も必要だと思いますが、
更に踏み込んで、太平洋高気圧が何故張り出していないのかとか、
偏西風の蛇行の原因は何かなどの原因分析をして、
その対応策として、どのような事をすれば良いのかを
明らかにしないといけないレベルなのではないかと思います。
気候の変動は、地球的な問題ですが、各国の英知を集めて検討しないと、
爆発的に増える人口増に対応した食糧生産などにも大きな影響があります。
かなり深刻な状況だと思います。
自然現象と考えてしまうと、そこから進みませんが、
人間の活動が気象に影響を与えると考えて、何かしないといけないような気がします。