最近、急に有名になっているのが鹿児島県の阿久根市です。
薩摩半島の付け根の東シナ海側にある、人口2万3千人余りの市ですが、
その竹原信一市長の傍若無人さで、全国的な注目を浴びていると思います。
その阿久根市議会で、今日、
市長不信任決議案が全員一致で否決されると言う珍事がありました。
話がややこしいのですが、
市長の不信任決議案を提案したのは、市長派と目される市議で、
不信任決議が可決されると、
市長は辞職するか議会を解散できるか選択できるため、
可決させて、市議会を解散し、
市長派の市議を増やそうとの狙いだったようです。
その目的を妨害するため、反市長派の議員が反対し、
市長派の議員も反対したため、全員一致の否決となった訳です。
提案した人は賛成するのが普通ですから、珍しい事です。
阿久根市では昨年2月、
竹原市長の不信任案が可決され、市長が議会を解散しましたが、
出直し市議選後、2度目の不信任決議を受けて市長が失職します。
しかし、出直し市長選で竹原市長が再選されて現在に至っています。
竹原市長は、ブログでは活発に意見を述べているようですが、
市議会には出席せず、市役所の課長にも発言させない事もあり、
議会と市長の対立は泥沼化しています。
また、昨年4月に市庁舎内に職員人件費の掲示を行い、
その張り紙をはがした男性係長を懲戒免職としますが、
その後、男性は鹿児島地裁に処分の取消しを求め、
裁判所は取消を認める判決を出しています。
更に、この判決に従わず、給料も支払わないため、
阿久根市の財産が差し押さえられる事態になっています。
その他、障害者の命を軽んじる問題発言や、裁判官の批判などを繰り返し、
マスコミの取材も拒否するなど、
常識では考えられない言動を繰り返しています。
どうしてこのような人物が市の中枢にいるのか不思議でなりません。
市長はその市を代表する人物です。
ある意味、市民の良識が反映されているとも言えると思います。
竹原市長は、
例え、また失職しても選挙では勝てると思っているのかも知れませんが、
阿久根市民は今でも支持しているのでしょうか?
今回の一連の騒動で、
首長の暴走を今の地方自治制度では止められない事が明らかになりました。
選挙の結果ですから、ある程度仕方ないのかも知れませんが、
何とかならないか検討する必要があるようにも思います。
薩摩半島の付け根の東シナ海側にある、人口2万3千人余りの市ですが、
その竹原信一市長の傍若無人さで、全国的な注目を浴びていると思います。
その阿久根市議会で、今日、
市長不信任決議案が全員一致で否決されると言う珍事がありました。
話がややこしいのですが、
市長の不信任決議案を提案したのは、市長派と目される市議で、
不信任決議が可決されると、
市長は辞職するか議会を解散できるか選択できるため、
可決させて、市議会を解散し、
市長派の市議を増やそうとの狙いだったようです。
その目的を妨害するため、反市長派の議員が反対し、
市長派の議員も反対したため、全員一致の否決となった訳です。
提案した人は賛成するのが普通ですから、珍しい事です。
阿久根市では昨年2月、
竹原市長の不信任案が可決され、市長が議会を解散しましたが、
出直し市議選後、2度目の不信任決議を受けて市長が失職します。
しかし、出直し市長選で竹原市長が再選されて現在に至っています。
竹原市長は、ブログでは活発に意見を述べているようですが、
市議会には出席せず、市役所の課長にも発言させない事もあり、
議会と市長の対立は泥沼化しています。
また、昨年4月に市庁舎内に職員人件費の掲示を行い、
その張り紙をはがした男性係長を懲戒免職としますが、
その後、男性は鹿児島地裁に処分の取消しを求め、
裁判所は取消を認める判決を出しています。
更に、この判決に従わず、給料も支払わないため、
阿久根市の財産が差し押さえられる事態になっています。
その他、障害者の命を軽んじる問題発言や、裁判官の批判などを繰り返し、
マスコミの取材も拒否するなど、
常識では考えられない言動を繰り返しています。
どうしてこのような人物が市の中枢にいるのか不思議でなりません。
市長はその市を代表する人物です。
ある意味、市民の良識が反映されているとも言えると思います。
竹原市長は、
例え、また失職しても選挙では勝てると思っているのかも知れませんが、
阿久根市民は今でも支持しているのでしょうか?
今回の一連の騒動で、
首長の暴走を今の地方自治制度では止められない事が明らかになりました。
選挙の結果ですから、ある程度仕方ないのかも知れませんが、
何とかならないか検討する必要があるようにも思います。