政府は昨日、本年度の補正予算の削減額を上積みするため、
各省庁に求めていた見直し案の提出を締め切りました。
地方向け交付金や一部基金の停止が追加されたとの事です。
政府は16日までに最終的な執行停止事業を決めますが、
既に提示された2兆5000億円分と合わせ、
目標の3兆円超の財源確保にほぼめどがついたと報じられています。
無駄な歳出を削減する事は必要ですし、
自民党末期の景気対策が、少し常軌を逸した感じがしたので、
それは悪い事ではないと思います。
しかし、余りにも性急過ぎるのではないかと気になっています。
単なる数字合わせのための削減で、
政策論議や影響の度合いを全く行っていないようで、心配になります。
群馬県の八ツ場ダムについても、
地元の声を無視する形で、中止が決定されましたが、
これもいかがなものかと思っています。
政治主導だから、マニフェストに書いてあるから、
と言うだけでは何の説明責任も果たしてはいません。
このままだと、余りにも独善的な感じになりそうな気がしています。
自民党にノーを言った人達は、
このような政治を望んだのでしょうか?
厚生労働省では、長妻大臣が年金問題は詳しいのだけれど、
その他の問題には何の話もなく、
肝心の「子ども手当て」の検討にも着手できないでいるようです。
更に、部下が説明しようとしても聞こうとしないとの話もあります。
大臣は極めて忙しい職業です。
全て一人で方針を決めようとしても、できる訳ではないし、
結論を間違う可能性も高くなります。
これまで行われて来たシステムを十分理解した上で、
改革を行わないと社会を混乱させるだけです。
もう少し腰を落ち着けて、優秀な官僚組織と対立するのではなく、
組織を活用して行政を行うべきだと思います。
各省庁に求めていた見直し案の提出を締め切りました。
地方向け交付金や一部基金の停止が追加されたとの事です。
政府は16日までに最終的な執行停止事業を決めますが、
既に提示された2兆5000億円分と合わせ、
目標の3兆円超の財源確保にほぼめどがついたと報じられています。
無駄な歳出を削減する事は必要ですし、
自民党末期の景気対策が、少し常軌を逸した感じがしたので、
それは悪い事ではないと思います。
しかし、余りにも性急過ぎるのではないかと気になっています。
単なる数字合わせのための削減で、
政策論議や影響の度合いを全く行っていないようで、心配になります。
群馬県の八ツ場ダムについても、
地元の声を無視する形で、中止が決定されましたが、
これもいかがなものかと思っています。
政治主導だから、マニフェストに書いてあるから、
と言うだけでは何の説明責任も果たしてはいません。
このままだと、余りにも独善的な感じになりそうな気がしています。
自民党にノーを言った人達は、
このような政治を望んだのでしょうか?
厚生労働省では、長妻大臣が年金問題は詳しいのだけれど、
その他の問題には何の話もなく、
肝心の「子ども手当て」の検討にも着手できないでいるようです。
更に、部下が説明しようとしても聞こうとしないとの話もあります。
大臣は極めて忙しい職業です。
全て一人で方針を決めようとしても、できる訳ではないし、
結論を間違う可能性も高くなります。
これまで行われて来たシステムを十分理解した上で、
改革を行わないと社会を混乱させるだけです。
もう少し腰を落ち着けて、優秀な官僚組織と対立するのではなく、
組織を活用して行政を行うべきだと思います。