推理年鑑か何かで作品を読んで以来、注目している作家だ。
「エロトマニア」
熱情精神病、あるいは恋愛妄想。ほとんど接触がない相手に一方的な恋愛感情を抱き、自分も愛されているという妄想が全生活を縛りつける症状。
有名人ならこんな経験はよくあることだろうけど、一般人だからといって今の時代無関係ではいられない。
ストーカー犯罪なんて最たるものだろう。
「クレーマー」
もはや社会問題だ。
禁止されると、ついその行為をやってみたくなる心理状態。
きっと誰もが経験あるこの心理を「カリギュラ」という。
正常な世界が徐々にずれていく過程をかいた短編集。
普通という言葉の物差しがあいまいになった時代、ちょっと変な人、おかしな人が身近に増殖してるように思う。
先日も無期懲役の判決が下りた事件がありましたが、心に思うことと行動に移すこととの境界線はどこにあるのだろう。
亡くなった被害者がこれじゃあ浮かばれないと思う事件が多すぎる。
「ふたり狂い」 真梨 幸子
朝肌寒さを感じるようになった月曜日、山の紅葉もそろそろかなと本川経由瓶が森スーパー林道を目指す予定でしたが、ネットでチェクすると瓶が森線８号トンネルが平日通行制限中でした。
通行可10分、止め1時間半・・・
むむむ、で久万高原町経由石鎚にコース変更。
晴れわたっていた空が途中から怪しくなってきて、さらに強い風に、山で予定していた昼食は急遽面河渓谷で。
ここは紅葉の名所で、シーズン中はすごい人出でにぎわうのですが、まだぼつぼつといった感じでした。
それにしても寒い。
お湯を沸かしてみそ汁作って、なんて思っていたのに風が強すぎます。
それでも時折雲間から日がさし風が止むと、さっきの真冬並の寒さはなんだったのって感じなのですけどねえ。
川面を白くふわふわ漂う物体は、カゲロウ？
なんだか時雨れてきそうになってきたので、今回は面河どまりで久万高原町ふるさと村の焼きもろこしを食べて帰路。
茶色い葉は枯れてしまったのかと思っていたら、もろこしおじさんによるとあと10日くらいで紅葉するよ、とのことでした。
夜、お城もオレンジ色に・・・でもこれは、幼児虐待撲滅キャンペーンのライトアップ。
お山の菜園は猪軍団による襲撃で、芋についでジャガイモも絶滅。
あちこち掘り返しやりたい放題の暴れようらしい。
いくら趣味の菜園とはいえ・・・
スーパーに鹿児島産安納芋が出ていたので買ってきて（とほほ）、さっそく蒸して干す。