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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

リヒテンシュタイン展

2013-02-14 09:25:12 | 

幸福度70%、日本のブータンとなった高知県
なんの裏打ちもないのに将来に明るい展望を持っていると笑われようと、当然ながら70%の中の一人の私は考えた。
うーむ、不満があるとすれば・・・・しいていえば都会で開催される世界的文化イベントが身近にないというところかな。

華麗なる公爵家の秘法 「リヒテンシュタイン展」を見てきました。
ウィーン郊外の夏の離宮で現在予約制公開されている一部の作品が日本に初上陸。
歴史ある絵画に圧倒され、バロック・サロンの家具や工芸品・彫刻・タペストリーの緻密さに魅入り。
おー、シノワズリーなマイセンのティーポットだ!
これぞ本物、アンティーク銀器の逸品!
ラファエロの「男の肖像」なんて、顔が近づかんばかりに見ててもとがめられることもないんだからすごい
しかも、選りすぐられた作品の初公開が東京・京都、そして高知だというのですからすごい

誰のご尽力なのか知らないけれど、やっと捻出した不満は・・・やっぱり、あのお店に張ってあった「高知にないのはお金だけ」
うーん、名言だ。
これも中央が経済発展だ、強い日本だ、TPPだ、安全確認できた(出来るわけないだろう)原発再稼動だ、世界一安全な原発の新設(なに馬鹿なこと言ってんだ)などの欲深いレベルではない。
同時開催されていた高知出身カメラマンの追悼写真展で、鼻をたらしこびりついた子供の顔が真の豊かさを物語ってました。

「リヒテンシュタイン展」は、高知県立美術館で3月7日まで会期中無休で開催。


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