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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

八月の五日間

2014-09-09 07:46:47 | 読書

「明日、やま、行きませんか」

どんよりした不調のサインをキャッチしたのか、山歩き大好きの同僚藤原ちゃんが誘ってくれた。
いきなりの明日!
初心者でもハイキング気分で登れる山だったが、それでもしんどい思いをして登った山だった。
そこで出合った、ひとつの感情になったような感動。
生まれる前にそれを見たようなで、たまらなく涙腺が緩み素直になれたような気分。
山から手を差し伸べられ、そしてしっかり、その手を握った。
それはやがて山好きの聖域「槍岳」、常念山脈縦走へと、つながっていく。

日帰り登山経験しかないのだけれど、共に山泊をしながら縦走登山している気分になる。
山泊してみたい。
俄然興味がわいてきて登山用テントなど調べてみると、大体4~5万円で1、5キロ前後。
アライテントのエアライズやパイネG-LIGHT、モンベルあたりが人気のようでした。
頻度・予算・体力を考えると、ツェルトだなあ。
まあ必要ないか・・・
裏に注意書きもあるくらい、その気にさせられる小説でした。
くれぐれも気をつけて。

北村 薫 「八月の六日間」