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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

2 週間

2009-04-11 09:20:19 | 読書
蟄蟄蟄うーむ・・・2週間で3冊、読めるだろうか。
しかし、どれもはずせない。

そんなわけで、借りてきたのは笹本亮平「素行調査官」・佐々木譲「警視庁から来た男」・東野圭吾「幻夜」。
佐々木譲さんは「警官の血」がおもしろかったので、続けて警察ものを。
初の笹本亮平さん、これも警察ものだが偶然にもどちらも裏金の話だった。
警察にかかわらず、役所、政治家、お金が何の努力もなしに集まる所では、国民の税金の私利私物化が行われている。
組織を売ったなどと、公の立場で何を勘違いしているんだ!
小説の題材になるくらいだから、こんなことって思っているよりずーっと根が深いのだろうと、腹を立てながら読む。

一番分厚かった「幻夜」は、あの欠かさず見ていた「白夜行」続編だった。
悪女・・・こんな女性が身近にいたら、間違いなく転落人生。
それにしても、東野圭吾作品にはずれはないといっても過言ではない。
阪神淡路大震災からこんな話を作り出すとは、彼の頭の中ってどうなっているんでしょうね。
で、2週間を待たずに読みきったのでした。
近頃読書家の私、といってもかなり偏っているんですけど

次は、この方もおもしろい作品連発の道夫秀介「鬼の跫音」