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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

ダ・ヴィンチ・コード

2006-04-19 18:08:10 | 読書
遅ればせながら読んでみた。
キリスト教の知識も大して持ち合わせていない私が読んで面白いのか、と思いながら開いた1ページ目からはまった!先に読んだJHAN君が、「龍の棺」と推理小説がミックスした小説といっていたけど、まさしくそんな感じだ。「龍の棺」は2の途中で、あまりにこじつけが多いのでつまらん、と放り出しているのだけれど・・・
久しぶりにのめりこんで読んだので、これは集中して没頭したときに出るというシーターバースト波(脳活性化に役立つ)でまくりでしたね。

ダヴィンチの絵画については、テレビの特番などで取り上げられていたからある程度知識があったけれど、修復の済んだ「最後の晩餐」を見たときには驚いた。こんな絵だったの!
推理小説大好き人間なので、聖杯とは何か、どこにあるのか早い時期に分かったぶん下巻の面白さは半減してしまったけれど、シオン修道会総長だったダヴィンチの絵に隠したメッセージは、非常に説得性がある。
今でもそうだけど、昔ならなおさら、命をかけて産む性である女性を男は神聖視しただろう。歴史とは、勝者が作り変えたものだ。