MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

師走 頂きもの

2004年12月19日 | Weblog
相変わらずとびとびのエントリーですが、一応「師」なのでいろいろ走り回っているのです。金曜日に会社の忘年会を終え、昨日は授業のあと修士論文構想発表会第2部。ご存じかもしれませんが異文化コミュニケーション研究科は異文化コミュニケーション、英語教育、通訳・翻訳、環境コミュニケーションと4つの領域があります。院生の発表に対しては担当以外の教員が中心にコメントすることになっているので、専門外のテーマについてその場でコメントしなければならず、なかなか大変。的はずれのコメントがあったかもしれませんがご容赦を。それにしても発表者はコメントに対してもっと反論したり、自説を擁護してもいいんじゃないだろうか。

最近頂いた本を紹介しないと。

鈴木健『大統領選を読む!』(朝日出版社)。ひょんなことで縁ができ、頂いたもの。鈴木さんは津田塾の先生で、専門は政治コミュニケーション論とレトリック批評。だから「大統領のレトリック戦略」のようなコラムもある。ジャーナリストや政治学畑の人の書いたものとはひと味違うのだ。

ケビン・デーリー/ローラ・デーリー・カラベラ『デーリー先生の「話し方」コーチング』(東洋経済新報社)。これは院生の山田さんから頂いた。実践的なプレゼンテーション指導書。訳は枝廣淳子さんで、山田さんはその和訳チームに入っている。いつものようにあとがきで下訳担当者の氏名を明記している。これはいいことだと思う。

鶴田知佳子・河原清志『同時通訳の最前線から学ぶここまで使える超基本単語50』(コスモピア)。ともに通訳学会の仲間の本。この本はいろいろな仕掛けがあるので簡単には説明できませんので、実際に書店で手にとってみてください。

昨日池袋で頭の上にペットボトルを載せて歩いているおじさんを見た。階段をすたすたと下りていくのだが、ボトルは微動だにしない。おじさんはみんなに挨拶するように右手を高々と上げて去っていった。(くだらなくてすみません。ほんとの話ですが。)

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1 コメント

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書店にて (ニジンスカ)
2005-01-14 17:52:21
1月になってからですが、私も初台の

書店で英字雑誌を立ち読み音読している

オジサンに遭遇しました。

普通に人と話すような大きさの声で

1人で本を読み上げているのです。

興味を覚えその人のうしろ側に立って

自分も立ち読みしながらダンボ耳になって

いると、最初は英語もどき、次にドイツ語

もどき、そして最後にはフランス語もどき

の言葉で1人音読していました。

(つまり本当の英語ではない。英語を

話せない人がグシャグシャっとしゃべって

いる感じ。でも、結構本物のように聴こえ

ました)。俗に言う変な人なのかも

しれませんが他人に危害を加える訳でも

なく書店の人も注意なども特にせず

何かおかしかったです。「数ヶ国語を自在に

あやつる自分」を演じていたのかな?



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