■Target 21:2 (2009)が届いていたのを忘れていた。収録論文のabstractsはリンク先をごらん下さい。この号では20周年ということでGideon Touryが巻頭に回顧と分析を書いている。あとは異文化語用論的アプローチ、翻訳評価の機能的アプローチ、マオリのテクストの翻訳についてのポストコロニアル研究、地域語などの翻訳、奴隷制度廃止文学の翻訳についての分析である。Forumは特に新味はないと思うが。
■これもすっかり忘れていた本で、Baker, M. (Ed.) (2010) Critical Readings in Translation Studies. (Routledge)。25編の論文が収録されているが、restrospectiveよりぱprospectiveな方針を採ったと言っている。内容はリンク先を参照。Indra Levyの日本近代文学と翻訳を扱った論文があるが、これはSirens of the Waetern Shore: The Waeternesque Femme Fatale, Translation, and Vernaculat Style in Modern Japanese Literatureという本の一部で、ちょうど二葉亭四迷を扱っている箇所が収録されている。この本はまもなくペーパーバックで発売される予定で、現在Amazonで予約受付中。ただし、ざっとみたところ、内容的にはぬるい。
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