多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

多文化共生講演会のお知らせ

2012-11-08 14:01:24 | 多文化共生
NGOダイバーシティとやまでは、富山県と協力し、多文化共生の講演会を開催します。
講師には、全国で活躍されている姜尚中さんと、にしゃんたさんをお迎えし、2週連続で、多文化共生について学ぶことができ、しかも参加無料の超お得なフォーラムとなっています。
第1回の姜さんの講演会の司会は、NHKアナウンサーの中條誠子さんです。
ぜひぜひ、お越しくださいませ。

<第1回>
○日 時:平成24年12月15日(土) 18:30~20:00
○会 場:富山国際会議場 メインホール(富山市大手町1-2)
○定 員: 800名(先着順)
○講 師:姜 尚中 さん 
○テーマ:姜尚中氏と考える“多文化共生”
○申込締切:12月7日(金)



<第2回>
○日 時:平成24年12月23日(日) 13:00~14:40
○会 場:高周波文化ホール(新湊中央文化会館)小ホール(射水市三日曽根3-23)
○定 員:390名(先着順)
○講 師:にしゃんた さん 
○テーマ:違いを楽しみ、力に変える~多文化共生“新”時代~



◎ワールドカフェ(12月23日 講演後 14:50~16:20 於:展示室) (先着70名)
 テーマ:一緒に話そう!外国人にも日本人にも暮らしやすい地域づくりとは?
※ ワールドカフェ:「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法です。「多文化共生の地域づくり」について、皆で一緒に考えましょう。

○申込締切:12月14日(金)
<問合せ先・申し込み先>

富山県 国際・日本海政策課
〒930-8501 富山市新総曲輪1番7号
TEL  076-444-8873
FAX  076-432-5648
・参加申込書に住所や氏名などの必要事項を記入し、FAX、郵送またはホームページのお問合せフォーム(http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1402/form.html)よりお申し込み下さい。
・いずれも参加料は無料です。また、臨時保育室(無料)を設置します。

「ぼくらのワールドカップ in 太田」開催 群馬県太田市

2012-11-08 09:52:21 | 多文化共生
(以下、47NEWSから転載)
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「ぼくらのワールドカップ in 太田」開催 群馬県太田市

 親の都合で日本に住むことになった外国人労働者の子供たち。

 彼らに日本を好きになってもらいたいと、日本人をはじめとして、さまざまな国籍の子供たちを集めてサッカーの大会が開かれる。名付けて「ぼくらのワールドカップ」。

 3回目の今年は、太田市で開かれ、歌手のGAKU-MC(ガクエムシー)さんも応援にやって来る。

◇    ◇

 外国人労働者の多くは工場周辺に住むが、出身国同士で固まり、日本人社会とは別のコミュニティを築いていることが多い。 実行委員長の松任谷愛介さんは、

 「自分の子供は長く英国で暮らしているので、英国が大好きで、『自分たちは英国人だ』と思っている。だけど日本に住む子供たちは、自分のことを日本人だなんて思ってるだろうか?」

 そんな懸念から、サッカーを通じてブラジルの子も、日本の子もひとつになれるワールドカップを開催することにした。外国人労働者の出身国はサッカーが盛んな国が多い。

 これまでは滋賀県周辺で開催してきたが、今回はブラジル人が多く住む太田市で行う。松任谷さんは、

 「本当は、主催者が自分のような他所からきた人間ではなく、地元の企業が福利厚生の一環として主催してくれたら一番いいと思う。今後の課題です」

 と語る。

【開催要項】

日時 2012年11月24日(土曜日)
場所 太田市渡良瀬スポーツ広場
出場チーム 地域の国籍を越えた小学生 12カ国32チーム
-12歳以下は8人制ジュニアサッカー 16チーム
-8歳以下は5人制ミニゲーム 16チーム
特別出演 GAKU-MC(ガクエムシー) http://www.gaku-mc.net/
参加料・観戦料 無料
雨天決行(荒天中止。HPにて開催の有無をご確認ください)
※当日は飲食の用意はありませんので、各自お弁当をご持参下さい。
※ 河川敷グランドでのイベントのためベンチはありません。敷物等もご持参下さい。

主催 ぼくらのワールドカップ実行委員会
後援 群馬県太田市、財団法人太田市文化スポーツ振興財団、太田市商工会議所、大泉町、公益財団法人大泉町スポーツ文化振興事業団、大泉町商工会、太田市観光協会、大泉町観光協会、国土交通省観光庁

*ぼくらのワールドカップ実行委員会はチャリティー精神に則り大会準備運営を行う任意団体です。
(47行政ジャーナル・畠山由美)

マレーシア医療観光、中国や日本開拓へ

2012-11-08 09:52:03 | 多文化共生
(以下、SankeiBizから転載)
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マレーシア医療観光、中国や日本開拓へ

2012.11.8 05:00

 マレーシアの保健相は6日、国際医療観光展の開幕式で、医療観光でマレーシアを訪れる外国人が日増しに増えており、保健省としては今後、中国やバングラデシュ、日本、韓国市場を開拓し、今年は医療観光で5億リンギット(約131億円)の収入を得たいと述べた。

 保健相によると、今年上期の医療観光による収入は2億8965万リンギットで、昨年同期より13.51%増えた。上期に医療観光で訪れた外国人は33万6751人で、17.96%増。最も多かった国はインドネシア人で、全体の60.36%を占めた。(中国新聞社)

ミャンマー系外国人に永住権、専門人材誘致で

2012-11-08 09:51:41 | 多文化共生
(以下、newsclip.beから転載)
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ミャンマー系外国人に永住権、専門人材誘致で
2012/11/ 7 (14:09)

【ミャンマー】ミャンマー政府は、外国に帰化した元ミャンマー国籍の専門人材に帰国を促すため、ミャンマーでの永住権を付与する方針を固めた。テイン・セイン大統領がこのほど、記者団に対し明らかにした。現地華字紙「金鳳凰」が伝えた。

 テイン・セイン大統領は「訪米中に米国に帰化した多くの医師、エンジニアらに会った。 ミャンマーは二重国籍を認めていないが、永住権を与えることは可能だ」と述べた。

 不完全な統計によると、1988年以降さまざまな原因で他国に帰化したミャンマー人は約600万人に達するとされる。

地方の生活保護世帯で深刻な引きこもり問題が!

2012-11-08 09:51:10 | ダイバーシティ
(以下、ダイヤモンド・オンラインから転載)
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地方の生活保護世帯で深刻な引きこもり問題が!
荒れる息子に悩む母親の孤独

 仕事などに就けず、社会から孤立しがちな子どもを抱える親たちが集まって、情報交換したり、勉強し合ったりすることは、とても大事なことだ。

 ただ、周囲の視線が厳しい土地柄の地域ではいまでも、家族会などに参加したり、声を上げたりすることを躊躇して、1人で思い悩んでいる人たちは少なくない。
地域的な事情を乗り越えて
秋田で「引きこもり」家族会が設立

 11月4日、秋田に「引きこもり」家族会が設立されると聞いて、取材に出かけた。

 主催したのは、「引きこもり」家族会の全国組織『NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)』(池田佳世代表)。

 同会は、全国39ヵ所に支部があり、生きづらさを抱える青年たちが復活できるよう、親が集まって相談会や学習会を続けてきた。秋田県でも2003年に、同会の支部が設立されていたものの、地域的な事情などもあって、活動が継続されていなかったのだという。

 この日、秋田駅近くにある「秋田にぎわい交流館」の小さな会場には、当連載で紹介した「藤里方式」が評判になり(連載第92回、第93回、第109回参照)、『ひきこもり 町おこしに発つ』(秋田魁新報社)という本にまでなった同県藤里町社会福祉協議会の菊池まゆみ事務局長をはじめ、医療機関として全国初の「ひきこもり外来」を開設している新潟県佐潟荘の中垣内正和副院長や、同会の池田代表が、それぞれ身銭を切って駆けつけた。

「親の会につながれれば、切羽詰っていた親たちも、とりあえずはホッとして、子どもも楽になる」からと、池田さんたちは持ち出しで家族会の設立をサポートしている。
「車がないから働けない!」「おまえのせいだ!」
荒れる息子に追い詰められる母親

 秋田県の近郊の市から参加した60歳代の母親A子さんは、10年ほど引きこもる息子と一緒に暮らしている。

 息子は、大学を卒業後、都会の会社に就職したものの、1年余り経ってから突然、会社を辞め、実家にUターンしてきた。以来、家からまったく出なくなり、文字通りの「引きこもり」状態を続けている。

「誰にも会いたくない」
「人には会いたくない」

 そう訴える息子は、誰ともつながっていない。

 家にいても、何かにちょっと触っただけで、何度も手を洗った。

 症状を見てもらうため、精神科の医療機関にも一緒に同行して行ったことがある。

 しかし、診てもらっても「何も異常はない」「入院するほどでもない」と言われた。

 A子さんの夫は、病気で入院の末、すでに亡くなっていた。夫が入院したとき、医療費が支払えず、自動車を売却。それでも、貯金が底をつき、自己破産せざるを得なかった。

「車がなければ仕事ができない」
「車を返せ」

 息子は、引きこもってから、そのことをずっと恨み続けた。

 A子さんは、生活ができず、生活保護を受けた。

 しかし、「アパートの家賃に光熱費を入れると、生活保護だけでは足りない」と、毎日、朝と夜、2ヵ所でパートを続けている。

 働くと、生活保護が減らされる。それでも、「働けるうちは、働かないといけない」と思っているからだ。

 アパートのふた間の間取りの中で、息子はカーテンを閉め切って、電気もつけずに引きこもる。

 A子さんが、仕事で疲れて家に帰ってきて寝ていると、昼夜逆転した息子に「おまえのせいだ!」「車返せ!」と言われて起こされる。急に起きて、壁にゲンコツの穴を開けたこともあった。

 A子さんは、敷布団をきちんと敷いて、寝たことがない。掛け布団をかけていても、剥ぎ取られて起こされるため、服を着たまま寝ている。

「誰にも当たる人がいない。だから、何でもかんでも、私なんです」

 息子は外に出ないため、A子さんが食べるものを買っていく。

 時々、本や雑誌を買ってくるように言われる。従わないと、モノが飛んで来たり、暴言を吐かれたりする。

 台所の洗面台やガスコンロは占拠されているため、料理を作ることができない。何かを食べようと思って、外で買ってきても、冷蔵庫に入れると、A子さんの分は投げられる。電子レンジも使うことができないため、自分の部屋に持ち帰って、ストーブで温めたりして食べている。

 洗濯機も「うるさいから」と言われるため、洗濯は手洗い。掃除機もかけられないため、コロコロを使う。足音も静かに歩かなければいけない。

「死にそうだ」

 そうA子さんはぼやく。

 行政が行う無料の訪問スタッフが月1回、訪れる。本人も訪問スタッフと会って話をするものの、状況は変わらない。

「1人になりたい。ゆっくりしたい。考えることは、息子のことだけです」

 そんなA子さんは、「温泉療養とかに出かけたら」と勧められるが、生活に追われ、旅行に行くような金銭的余裕などまったくないという。

「子どもと、どう向き合ったらいいのか、わからない」

 お金のない親が、自立できずにいる子どもと共依存のようになって思い悩む話は、決して特別ではない。とくに地方の町へ行けば、ありふれた話だ。

「家が裕福だから」とか「個室を与えるから」といった理由で「引きこもりが生まれる」という説を聞くが、取材等で私の知りうる限り、実態とは違っている。

「今日は、皆さんの引きこもりの話を聞きたくて伺いました。ここに来てよかったです。しっかりした親の会の組織ができたら、出てくる人は、たくさんいると思います。私も一生懸命、通おうかなと。一生懸命、勉強して、(息子が)引きこもりから脱出できるようにしてあげたいと思っています」

 A子さんは、家族会の設立に、そんな期待を込める。

「我が子の快復を1人の専門家(精神科医やカウンセラーなど)に任せないこと」

 2002年から、「親の学習会」で効果を上げる池田代表は、そう説明する。

「限られた家庭の中で、長い間、困っているだけでは解決にはほど遠い。第3者の力を借り、柔軟に行動してみることから始めましょう。親が第3者の力を入れていくことにより、人間関係の幅を広げ、時流をつかみ、世の中へ出ていく。こうして、親に力を与えたほうが、日本全国に早く広まり、“引きこもり”脱出支援の糸口をつかむことになるのです」

 改めて設立された同会の秋田支部では今後、定期的に「家族会」が開かれる予定だ。

 秋田支部への問い合わせ先は、
TEL 03-5944-5250
FAX 03-5944-5290
NPO法人 全国引きこもりKHJ親の会(池田佳世)まで。