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小中学校に非常勤講師1万人 理数授業増加へ対応

2008-12-18 10:01:11 | 多文化共生
一人1時間640円×12時間/週×52週間(年間)×1万4千人=約56億円という計算となる。
月当たり3万円程度の片手間のバイトで1万4千人を雇用するのか…

(以下、朝日新聞から転載)
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小中学校に非常勤講師1万人 理数授業増加へ対応

2008年12月18日7時12分


 小中学校の算数・数学と理科で来春から授業時間と内容が大幅に増えることに対応するため、文部科学省と財務省は16日、授業支援の非常勤講師を学校現場に配備できるよう、約1万人分の予算をつける方向で調整に入った。

 算数・数学と理科は国際的な学力調査でも思うような結果が出ず、教育の重点項目の一つになっている。新たに配備する非常勤講師は退職した教員を中心に活用することが考えられており、経験を踏まえてわかりやすい授業を展開したり、正規の教員と組んで少人数の授業やチームティーチングを進めたりすることが期待されているという。

 「ゆとり教育」への批判から学力向上の姿勢を明確にした新学習指導要領は、小学校で11年春、中学校で12年春に全面実施の予定だが、文科省は算数・数学と理科については来春から前倒し実施する。小学校では各学年で授業時間が週1コマ増え、中学でも1年数学や3年理科で週1コマ程度増える。

 文科省はこうした措置の「円滑な実施」のためとして、非常勤講師を配置する予算を求めていた。厳しい財政状況のなか、財務省と調整した結果、予算措置は「1人当たり週12時間教えると計算して非常勤講師約1万4千人分」の56億円程度とし、このうち約1万人分を理数教育に回す方向になった。残りの約4千人分は、外国人の子どもへの日本語指導や食の教育、特別支援教育などのために活用するという。

 文科省は、正規教員についても定員の1500人増を求めていたが、結局約800人の純増でまとまる方向だ。(上野創)

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