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袋井で総合防災訓練全体会議 住民主導で実施体験・学習型に重点

2009-05-28 21:40:53 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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袋井で総合防災訓練全体会議 住民主導で実施体験・学習型に重点

2009年5月28日
8月30日に実施

集まった関係者らに訓練の概要を説明する県担当者=袋井市上山梨の「月見の里学遊館」で
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 袋井市を主会場に実施される「2009年度県・袋井市総合防災訓練」の第1回全体会議が27日、同市上山梨の月見の里学遊館であった。県や同市、各防災関係機関の代表者ら350人以上が参加し、実施計画や概要の説明を受け、訓練の流れを確認した。

 小川英雄・県危機管理局次長が「それぞれの地域の防災力を高めてほしい」とあいさつ。県、市の担当者から全体の概要説明があり、参加者らは熱心に耳を傾けた。続いて各エリアや分科会ごとに分かれ、内容について協議した。

 袋井市が総合防災訓練のメーン会場になるのは今回が初めて。住民主導で体験・学習型の訓練に重点を置き、地域防災力と防災意識の向上を目指す方針。そのため防災の日(9月1日)から実施日をずらし多くの人が参加できる日曜日の8月30日に実施する。県内のほかの自治体は、8月30日から9月5日までの防災週間中に訓練が行われるという。

 今回の総合防災訓練は、駿河湾から遠州灘を震源とするマグニチュード(M)8の東海地震発生を想定。静岡空港(6月4日開港予定)での自衛隊輸送機離着陸、緊急医療品搬送訓練も計画しているが現在、調整中という。また袋井市では市域を3エリアに分け▽北部は「自主防災隊と事業所などの連携」▽中部は「地域防災力の担い手と公助の連携」「住宅地の液状化対策」▽南部は「海上からの支援対応」-などの各訓練テーマを設定。市内には約4000人の外国人が住んでおり、外国人と協力する訓練も予定されている。 (梅田歳晴)

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