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外国人の生活を“お手伝い” 米沢市国際交流協会

2009-05-28 21:41:18 | 多文化共生
(以下、山形新聞から転載)
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外国人の生活を“お手伝い” 米沢市国際交流協会
2009年05月28日 11:03
 外国人が暮らしやすい街に-。米沢市国際交流協会(YIRA=岩間弘一会長)は2009年度、新規事業として市内に住む外国人のために4カ国語による生活ガイド(ウェブ版)や市全域の地図作りに取り組む。25日、東京第一ホテル米沢で開催の本年度総会で決めた。

 国際化が地域レベルで進む中、「在住外国人との共生事業」として宝くじの助成を受けて企画。日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で情報提供する。編集・翻訳作業は、同協会スタッフや外国人会員らが協力して担う。

 生活ガイドは、例えば電気・ガス・水道、消防・警察、ごみ収集、病院など暮らしに直結する情報から、定期健診や保育園、学校といった子育て関連、相談窓口の情報などが考えられるが、内容の細部は在住外国人や会員の要望、声を聞いた上で詰める方針。ウェブ版で作成し、YIRAのホームページなどで自由に見られるようにする。

 また、市内地図は生活関連のほか観光情報なども盛り込み、4カ国語併記の印刷物にして発行する計画だ。協会事務局の市秘書広報課は「方言の翻訳なども検討し、米沢らしいガイドにしたい。編集を協力して手づくりで進める過程も意味がある」と語る。いずれも年内完成を目指し、事業予算は142万円。

 総会には、会員ら約40人が出席。岩間会長が「米沢は今年、『天地人』効果で大変にぎわっている。郷土の魅力を海外にも発信し、国際交流の輪をさらに広げていこう」とあいさつした。

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