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外国人生徒の課題指摘 湖西で移動教育委員会

2010-11-07 14:59:22 | 多文化共生
(以下、静岡新聞から転載)
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外国人生徒の課題指摘 湖西で移動教育委員会
2010/11/03
 県教育委員らが地域の課題について保護者や住民と意見交換する「移動教育委員会」が2日、湖西市の鷲津中で開かれた。同校は外国人生徒が多く通学していることから、多文化共生をテーマに教育上の問題点などが話し合われた。
 金子容子県教育委員長や安倍徹県教育長らが同校を訪れ、午前中は授業を視察。意見交換にはPTAや自治会のほか、ペルー人の保護者と湖西国際交流協会などの関係者10人が出席した。
 同校の佐藤幸夫校長から、全校生徒480人のうち、39人の外国人生徒が在校していると説明があり、日本語が理解できないために学力不足に陥ったり、経済的理由で高校進学を断念するなどの課題点を報告した。
 ペルー人保護者は「子供の教育の前に、まず、保護者が日本語を話せるようにするのが重要」と指摘した一方、国際交流協会関係者も「学校で対応しきれない学力差を埋めるため、プレスクールを開催している」などと話した。
 これに対し、教育委員からは「授業を参観して、子供たちの間では自然と共生ができていると感じた。あとは大人が対応を考えるべき」「日本人が外国人に歩み寄ることも必要」との意見が挙がった。金子委員長は「今回の指摘や意見を真摯(しんし)に受け止め、今後の教育行政に生かしたい」と述べた。

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