(以下、神戸新聞から転載)
==================================================
各国の大災害、支援の必要性再確認 西宮でシンポ
写真
パキスタン地震の被害について報告する元神戸大留学生=兵庫県立芸術文化センター
外国人留学生や在日外国人が、国際的な見地から意見を発表する「世界の若者会議」が24日、西宮市高松町の兵庫県立芸術文化センターであった。阪神・淡路大震災から15年を迎えた今年は「若者の視点から国内外の大災害への貢献を考える」がテーマで、パキスタンや中国など、大災害に見舞われた国の留学生らが、祖国の被害や復興状況について報告した。
NPO法人「国際教育文化交流協会」(神戸市)の主催で、12回目。2004年のスマトラ沖地震、05年のパキスタン地震、08年の中国・四川大地震について、それぞれスリランカ、パキスタン、中国の出身者が話した。
パキスタン地震については、元神戸大留学生のアズミ・ナヴィード・ムハマドさんが報告。死者は8万人以上で行方不明者数は把握できず、「いまだにがれきの下から遺体が見つかる」と説明。日本からの寄付約130万円で学校や仮設住宅が建設されていることなども話した。
コーディネーターの浅野壽夫・神戸学院大教授は「発生直後の支援に加え、生活が立ち直るまでの継続的な支援が必要」と話していた。(上杉順子)
(2010/01/25 10:45)
==================================================
各国の大災害、支援の必要性再確認 西宮でシンポ
写真
パキスタン地震の被害について報告する元神戸大留学生=兵庫県立芸術文化センター
外国人留学生や在日外国人が、国際的な見地から意見を発表する「世界の若者会議」が24日、西宮市高松町の兵庫県立芸術文化センターであった。阪神・淡路大震災から15年を迎えた今年は「若者の視点から国内外の大災害への貢献を考える」がテーマで、パキスタンや中国など、大災害に見舞われた国の留学生らが、祖国の被害や復興状況について報告した。
NPO法人「国際教育文化交流協会」(神戸市)の主催で、12回目。2004年のスマトラ沖地震、05年のパキスタン地震、08年の中国・四川大地震について、それぞれスリランカ、パキスタン、中国の出身者が話した。
パキスタン地震については、元神戸大留学生のアズミ・ナヴィード・ムハマドさんが報告。死者は8万人以上で行方不明者数は把握できず、「いまだにがれきの下から遺体が見つかる」と説明。日本からの寄付約130万円で学校や仮設住宅が建設されていることなども話した。
コーディネーターの浅野壽夫・神戸学院大教授は「発生直後の支援に加え、生活が立ち直るまでの継続的な支援が必要」と話していた。(上杉順子)
(2010/01/25 10:45)