鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1465回】 経営計画書づくり

2015年01月04日 | 住宅コンサルタントとして
社会に出て最初に就職させていただいた会社で、
半期ごとに方針書という資料を作成し、提出することが義務づけされていました。

この半期に一回、自分の行動を振り返り、検証し改善する。
更に次の半期の重点テーマを決め、それをどう行動レベルに落とし込み、実行するかを決める。

こういうことを9年間、たたき込んで下さったおかげで、
今でも自分の行動を振り返り、新年を迎える度に我が社の経営計画書をつくる習慣が私にはあります。

まずおこなうのは、実績の検証、
それから前年に立てた、重点テーマが実践できたかどうかの検証です。

経営コンサルタントという仕事ですから、
あくまで最重点はクライアント様の成果にありますので、
あまり自分自身の数字に執着はありません。
ただ、昨年の年初に決めた目標数値は、検証してみると全て達成できていました。

これもクライアント様のおかげです。
感謝、感謝です。
ありがとうございます。

次に重点テーマの実践の検証ですが、
昨年は調査以外、実行できていない項目がいくつかありました。

反省です。

なぜ、自分が決めたテーマを実践できていないかを分析すると、
単にいつやるのか、手帳に落とし込んでいないからということが見えてきました。

結局、毎日のコンサルティングや制作物の作成で時間を奪われ、
決めた重点テーマよりも日々の仕事を優先しているだけ、ということが判明しました。

今年はこういうことが無きよう、手帳に落とし込みたいと思います。

そして各クライアント様ごとの分析へと入っていく訳ですが、
30社のクライアント様の1年間の取組みと実績を比較してみると、
ルール化できることが多々あるのです。

何が好業績の要因で、逆に何が足りないから業績不振なのか・・・?

その検証が、経営計画書を作成することで明らかになるのです。

こうした分析をベースに、今期、我が社が何に取り組んでいくのかを決め、
更にそれを行動レベルに落とし込みます。

年末年始にこの仕事が欠かせません。
これをしないと、2015年もしっくりこないのです。

今日で我が社の経営計画書を完成させ、明日からに挑みます。

皆さんは昨年の結果を分析し、自分の行動を振り返り、
数字との検証はされていますか?

今年、何に取り組みますか?
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