個人的に、日本全国、あちこち行きまくっていますが、
その地に行くと、必ずベーカリーに足を運びます。
そしていろんなパン屋さんを見まくっていると、
パンの業界がどう変化しているのか、
またお客様はどういうパン屋さんに集まるのかが、
やはり見えてくるのですね。
で、私がここ最近感じているのは、
もうベーカリーというくくりが古くなってきたなぁ、ということ。
皆さんご存知のように、乃がみさんが火をつけた、
高級食パン専門店は多々、存在していますが、
最近ではカレーパン専門店、
フルーツサンド専門店など、
とにかくパンのある単品だけを扱うお店が、
確実に増えてきているのです。
これも関東や関西を中心に展開しています、
エッグタルト専門店やアップルパイ専門店もありますし、
中華の世界で言うと担々麺専門店とかも出てきています。
この流れは、住宅業界にも確実にくるなぁ、
というか、もう来ているなぁ、と感じます。
例えば、中華料理店の場合、
ラーメンも餃子も酢豚もエビチリも全部中途半端のお店には、
もうお客様が集まらない時代。
とにかくウチは、餃子が看板商品で、
この餃子を食べに来て!というお店の方が、
行ってみたくなる訳です。
分かりやすい看板商品が無いお店がしんどくなる。
弊社のクライアント様の中でも、
分かりやすい看板商品がある会社さんの方が、
やはり集客は安定していますし、
看板商品が分かりにくい、もしくは無い会社さんは、
やはり集客にかなり苦戦しているのですね。
まずは看板商品をつくる。
そして最終的には専門店化していく会社が、
勝つ時代になると思います。
皆さんの会社には、看板商品がありますか?