たろの日記ページ,gooブログ版

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ローリー・アンダーソン『時間の記録』

2005-08-14 06:56:49 | 音響
「休み中にやるべきことその1」は昨日やってしまったので,実は今日はすることがあまりない…。月曜は月曜じゃないと出来ないこと(役所関係)がたくさんあるのですが…。
というわけで,今日は出かける。
初台のICCで「ローリー・アンダーソン『時間の記録』」をやっているので,まずはそれ。
ちょっと話がそれますが,実はICCは現在存続の危機だそうで,ファンの間では危機感がかなり高まってますが,でも空いてました(^^;)…。まぁ盆だしねぇ…。ICCはわたしも好きですし続けて欲しいけど,出来たときはしょっちゅういっていて,そのうち行かなくなったので偉そうなこと言えませんし,まぁパトロンの台所事情もわからないでもないので…。本当はもう少し規模の小さいところでやった方がいいんだろうなぁ…と思いつつ,移転費用もないよなぁ…とか,いろいろ思ったり。
さて,話を戻してローリー・アンダーソン。わたしはこの人は全然知らなかったのですが,アーティストでありパフォーマーの様です。自分で作り出した楽器というか音響機器とかでパフォーマンスしたり。あと純然たる展示作品もありました。展自体は展示作品とパフォーマンスのビデオとかアイディアスケッチとか展示。音が出る作品が非常に多かったのですが,広い会場をぜいたくに使っていたので音がかぶる問題はあまりなし。同時に一人しか楽しめないものも多かったのですが,人が少なくて
問題なし(^^;)…。
個人的にとても興味をもったのが音響的な作品。スピーカアレイを天井から下げたものとか,机に肘をつくと聴こえる骨伝導の机とか,そしていくつかのアイディアスケッチ。ゴム風船で音響レンズをつくるとかいうものもあったけど,うまく行ったのかしら?…興味あります。
メディアアートなんだろうけどITというよりはエレクトリニクス。こういうのみてると芸術と技術の境目…ってどこにあるんだろう?とか思います。音響屋のわたしからしても,参考になるアイディアやコンテンツのつくり込みがすばらしいものが結構あったりして。
というわけで,なかなかおもしろかったです。10月までやってるので
もう一回くらいいくかもしれません。
コメント
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