たろの日記ページ,gooブログ版

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脳化都市住民の弱さ

2005-08-03 08:55:30 | 社会
引っ越しをした後の電話の開通関連で,昨日は宅急便でADSLモデムを受け取る…ということになってました。工事前に届かないといけない…とは思ってましたが,まぁ宅急便だし,不在届けを受け取ってその日のうちに再配達してもらえばいいや,という軽い気持ちで,会社から自宅へ帰ったのは夜7時過ぎ。最近の宅急便は再配達の紙に携帯の番号が書いてあるので,電話をかけると「今から持っていきます」といわれることも多いです…。というかそう思ってました。
ところが昨夜は7時半過ぎに携帯に電話をしても,ずっと繋がらず…。結局8時過ぎにコールセンタにかけて,それから待って配達に来たのが10時。1時間以上晩御飯も食べられず待ってたので結構イライラしてました…。

…という話は置いておいて…。

昨日のお昼羽田空港が停電で発着見合わせという事態になっていたようです。結構ヒューマンエラーで再開が遅れた部分もあったようで夜のTVを見てると結構批判的なコメント…。まぁ待たされた人達がブーブーいうのは仕方ないといえば仕方ないけど,「仕方ないね」と冷めた顔の人もいてちょっと安心しました。
さてこういうニュースを見ると,例によってわたしは「飛行機がスケジュール通り動くと思ってる方が,本当は世界の常識にあってないのでは?」とか皮肉を書いてしまいます。先日の地震の時に電車が止まって,乗客が不平をいうのにもわたしは冷ややかでした。まぁ飛行機は電車に比べれば数十分の時間のずれはあるし,運休もあることはあるので,そこまでの正確さは期待してないのかもしれませんが,それでも日本人は,空港にいったら飛行機は飛ぶだろう…という期待で,わりとギリギリに空港に行く人も多いですよね?。
世界を見渡すと交通機関が時間通り動くなんって思ってるのは多分日本人が一番多くて,他の国の人はそこまで期待してない…というか,もし本当に時間にシビアな状態だったら,余裕を見て動くとか,お金を余計に払うとか,いろいろするんじゃないかな?…とか思います。
要は,ちょっと日本の…特に都会の人間は,災害に…というより,急なスケジュールの変更に弱い。つまり普段から世の中は予測出来るように動いている…と勘違いしてるわけです。つまりこれが養老先生のいうところの脳化した都市…つーことで。
とか偉そうに書いてますが,最初に書いたように,わたしも宅急便が電話をしたら数十分で来ることを期待して,来なかったらイライラしてしまっていたわけで,偉そうなこといえません(^^;)…。
本当はもっと,「駄目なら駄目でいい」とか割りきれるようになるべきなんでしょうね…。
コメント (2)
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