たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

電車男

2005-06-10 21:34:52 | 時事
「電車男」は実はフィクションとのうわさが流れているようです。この手のうわさは何度か聞いてますが,正直「どうでもいい」と思ってます。ただ一つだけ気になっていたのが,著作権の扱いで,よくよく調べると2chにしか許諾をもらってないと新潮社はいっているとのこと。
良く考えるとこの最初のフィクションという話と新潮社の主張は矛盾があって,もしフィクションであるのであれば,最初に2chに書いた連中は新潮社関係者ということになります。そうであれば,今度は新潮社が嘘をついていることにもなります。
仮にフィクションを作ったのが新潮社じゃなくて,他の連中だった場合,彼らは新潮社に出版差し止めや著作料の請求が出来るのでしょうか?。それをやるには自分達が著作者であることを証明する必要があり,それは可能でしょうけど,ただそうすると出版前に電車男がフィクションであることがばれてしまい,当然世の中の熱は冷めます。そうならないためには新潮社も巻き込む必要があり,結局「フィクションであれば,新潮社が嘘をついている」という構造は揺るぎません。
というわけで,大手出版社として,それはありなのかな?…等と思うわけです。どうなんでしょ?…。
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出会いの場

2005-06-10 08:50:35 | 社会
日本がW杯出場を決めた興奮やめやらぬ今日ですが,他の人の話を聞いていると街頭のTVで見ていたとかいう話もありました。そういえばTVで中継してましたがスポーツバーでみてたりとかいうのもあります。そういうのが最近増えてるのかどうかは知りませんが,一時期に比べ,知らない人と何かをする(ダーツとか)…というようなバーが増えてるような気がします。
聞いた話ですが,今の日本では外に飲みにいっても居酒屋にしてもバーにしてもカフェにしてもだいたい一緒にいった人と喋って…って感じですが,ヨーロッパのバーは知らない客同士で喋る場だそうです。つまり出会いの場…ってことですね。日本にそういう場が無かった…というわけでもなく,日本でも本来は居酒屋がそういう場であることもあったはずです。わたしも現に居酒屋で客同士が盛り上がる店にいって声をかけられたこともありますから。
ただ現在(ちょっと前?)の日本はわりとそういう場が減っており,知らない人とは席を隣にしても話をしない,無視をする…という感じが増えてる気がします。
ところが,上記のようなスポーツバーとかはちょっとそういうのとは違い,くる客もおそらく知らない人と話をすることを期待して行くのでしょう。また昔あったディスコとかも知らない人出会う場…であったような気がしますし,現在のクラブとかもそうなのかも知れません。音楽のコンサートはとなりに座った客というのは大抵無視しますが,レイブとかは一緒に盛り上がることはママあります。某ソーシャルネットのコミュニティとかを見てると「お店の人(他の客)と喋れるお店はありますか?」とかいう質問があって,実際バーとかに出会いを求めて行く人も若い人にも結構いるのだなぁ…とか感じていたりします。
というわけで,「出会いの場」が少ないといわれる昨今の日本ですが,それを補うような場はあることはあるようです。
まぁでもそれがあまり外から見えないというのは,ちょっと不健全な気がします。上記のように出会いの場になり得ると書いたレイブやバーとかディスコとかは人によっては眉をしかめる場でしょうから…。
個人的にはこういう出会いの場はもっと表に出てきてみんなが普通に知らない人と一体感を感じるような社会になった方がいいように思います。それは出会いがあって楽しいというよりも,現在の日本は公共空間が個室化していて,それで他人の目を気にせずいろいろと問題のある行動をする人が増えているからです。公共空間が知り合い同士の場…という認識になればそういうことは減るでしょう。
まぁそういう意味じゃ街頭TVでもいいけど,みんなが見て盛り上がるっていう内容がまぁそうそうあるわけでもないよなぁ…と。
でも,出会いを求めている人は結構潜在的にはたくさんいて,そういう人のための場をもっと入って行きやすいかたちで作れば結構なビジネスチャンスだと思うんですが…。ネットとかとは別のリアルな世界で…。
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