たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

スタイルを作るのはソフトよりハード

2005-06-08 13:15:56 | 時事
/.jpとかあちこちで話題になってるアップルのインテルのCPU採用の話
結構WindowsマシンでOS Xが動く様になると捕らえている人もいるようですが(/.jpには少ないですが),そんなことはアップルは一言もいってませんよね?。まぁペンティアムかどうかもわかりませんが,ペンティアムであったとしても他のIOやチップセットの関係で,Windowsマシンで簡単に動くとは思えません。
もちろん,わたしの個人的な考えと望みだったりもしますが(^^;),わたしはアップルはハード屋で,ハードを売るためにソフトを作っていると思っているので,他のメーカのハードで自社のOSを使わせるというような,なんのメリットもないことをするとは思えません。
それともう一つ。アップルが成功したのは優れたOSをつくったからではなく,アップルファン,もしくは一般の人に,新しいコンピュータとのスタイルを作ったから。ジョブス以降のアップルはそうだと思います。そしてスタイルというのはソフトよりもハードによって表層化するものだと思います。少なくともiMacやiBook以降のマックは明らかにソフトの新規発売よりハードの発売の方がインパクトを与えてますし,iTuneの画面や操作性をしらなくてもiPodを知っている人はたくさんいます。
ジョブスはNeXTというコンピュータを以前作ってましたが,これも非常に優れたOSを持ってましたが,最初はハードのかっこ良さにひかれた人がかなり多かったと思います。そしてPC互換機を出して以降は低迷し,結果としてなくなりました。そういう二の前をジョブスが再びやるとはとても思えません。
というわけで,わたしはインテルチップのマックが出ても,WindowsマシンでOSXが動くとは思ってませんが,まぁわたしの予想を裏切る結果になる可能性もあります。しかしそれがいいことだとはわたしは思ってませんし,実際それがアップルにどういうメリットがあるのか,良くわかりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする