たろの日記ページ,gooブログ版

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ドイツと拒否権付き常任理事国を目指すか?

2004-12-14 14:52:19 | 時事
極東ブログさんで「シュレーダー首相が来日時に『日本とドイツは拒否拒否権を持つ常任理事国を目指したい』と発言していた」事を知る。うぁー,知らなかったよ…,というかシュレーダ首相来日のニュースなんってTVでやってたか?…って程,扱い小さかった様な…。
わたしは,日本が常任理事国に入る資格があるかどうかはともかく,入るチャンスは今が一番大きい気がする,国内では入る入らない…とかダラダラ議論しているが,今はっきり態度を決めた方がいいと思ってます。下手すると日本はこのまま経済的に下降し,そして日本が追従しているアメリカが例えば国際的に孤立とかしたら,日本は誰も見向きもしない国になるんじゃないか?…と良く思います。それでもいいじゃないか?…というのも一つの考えだと思いますが,じゃぁそう思う人は,それがどういう事かというのをチャンとわかっているか?…ということです。
「仮に日本が国連で拒否権を持てるなら、どれほど世界に平和を訴えることができるだろうかと私は夢想する」という極東ブログさんのコメントは実はわたしもまさにそう思うところです。TVとかの論調を見ていると,日本が常任理事国入りしても,アメリカの追従をするだけだ…という意見が結構あるようですが,わたしはむしろアメリカと違う路線を歩むために,なるべくアメリカと近い力を持ちたい。もちろん日本が常任理事国になっても,安保があったり地位協定があったりとすぐには独自路線にはいけないにしても,先に安保を変えたら,かえって国連でアメリカと袂を分かつのは難しいんじゃないかと思うのです。
日本人は戦後平和惚けで60年暮したせいで,戦争をせずに周りと仲良くやっていけるに違いない…と思っている人がたくさんいます。そういう国が常任理事国入りして拒否権を持つのは,そんなに悪いことじゃないのじゃないか?…とか思うこともあります。なので,シュレーダ首相が日本と共闘を望むのであれば,是非のった方がいいのではないでしょうか?。

まぁそれで国連が機能しなくなったら,戦前の国際連盟みたいに主要国が脱退とかするかも知れませんが:-p。
コメント
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