京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

父の33回忌 ホテルオークラ桃李

2019-01-15 00:39:39 | 家族

ニュージーランドの旅行記の続きの前に、
昨年11月12月の事を少しだけ書いていきますね。

秋晴れの大原の続きです。

2018年11月3日

父が亡くなったのは1986年11月6日の事でした。
9年間にわたる透析の末、肺炎を起こしての最後でした。
まだ、62歳の時で、私はその年の父をもう超えてしまっています。

父の23回忌法事柳生亭

法要は、一周忌の後は3と7の数字が付く年に回忌法要を行い、
33回忌は弔い上げの法要だそうです。

33回忌か50回忌を弔い上げとするようですが
50回忌までは周りが生きていられないので、
33回忌を最後の法要とすることが多いみたいですね。

父の33回忌が。。?

ということで、27回忌の法要から6年、

父の27回忌法事

父の27回忌に思う

昨年11月、父の33回忌をお寺さんで行いました。

弟家族は、弟夫婦と長男夫婦、長女、次女。
内は、母と主人と私、長男と次男が参加しました。

弟が、ずいぶん前にお寺さんに法要をお願いしていたのですが、
前日にお墓の掃除に行った弟が、たまたまお寺の住職さんにお会いして、
明日宜しくお願いしますと言ったところ。。

お寺さんの予定にうちの法要が入っていなかったようで住職さんはびっくり。
弟の方が、え~えうそ~。とびっくり仰天だったようです。

でも、確かに聞いておりましたね。。申し訳ありません。。という事で
急きょ用意して下さって無事に法要が行えました。

でも、もしも、弟が前日、偶然住職さんに出会わなかったら、
当日皆でお寺に行った時にどうなっていたのだろう。。とどきどきです。

でも、これも、父が

おいおい、俺の33回忌が消えてしまってるで。。
どないなっとるんや。。と、

弟と住職さんを会わせてくれたんじゃないかなと思います。

人は2度死ぬ

法要の間、私の頭の中では父との色々な思い出が巡り、
優しくて面白かった父の温もりが、心の中に広がっていました。

つい最近、こんな言葉を聞きました。

人は2度死ぬ。
1度目はその人が死んだ時で、
2度目はその人のことを覚えている人がみんな死んだ時
なのだそうです。

父のことを覚えているのは、私や弟とそれぞれの子供の世代まで。
私や弟はもちろん覚えているけど、それぞれの子供達にも
できるだけ長く父のことを覚えていてほしいな~と思います。

ホテルオークラ 桃李

 さて、法要もなんとか無事に終わり、その後のお墓参りも済み
(さすがに母は、階段を昇ってのお墓参りは無理で
 お寺さんで留守番でしたが。。

その後の打ち上げは、ホテルオークラの桃李で行いました。

桃李は、中華広東料理のお店。個室を用意して頂きました。

 

冷製盛り合わせと牛テール入りフカヒレのスープ。
北京ダックとチャーシュー入りパイ。

海の幸と野菜炒め、牛フィレ肉ステーキ、牡蠣の麻婆豆腐、

蟹肉入りあんかけチャーハン、デザート盛り合わせ。

どのお料理も美味しくて、みんな喜んでくれました。

私は特に、牡蠣の麻婆豆腐と蟹肉入りあんかけチャーハン
が好きだったかな~。

母には、小さくお料理もカットして頂いて、
お店を選んだ私としても、すごく嬉しかったです。

皆が、父の思い出話をし、そんな事もあったんやと。。
泣き笑いする場面もありました。

たこ焼きの思い出

その時私が話した小学生時代の思い出を一つ。

当時、私はピアノを習っていて、その送り迎えを
父がよくしてくれていました。

家から30分ほどかかる先生の自宅まで送ってくれて、
30分間程、どこかで待っていてくれました。

そして、また迎えに来てくれての帰り道、
いつも通る道にたこ焼き屋さんがあったのです。

父は、そこを通る度に、

たこ焼きたべるか?と私に聞き、
私は、(きっと、すごく嬉しそうに)うん!と答え、
父が、待っときや。。と言って、
たこ焼きを買いに行ってくれました。

うまいか。。?
うん、美味しい~!

夕ご飯前だったので、

お母ちゃんには内緒やで。
うん、分かってる~!

父と二人の内緒の懐かしい思い出。
33回忌を迎えて、内緒話のカミングアウトもいいですよね。


今でも、たこ焼きを食べると、
あの時のあつあつのたこ焼きと、優しい父の笑顔を、
ふと思い出してしまう私です。 

 

さて、次は、友人と行った 木屋町イタリアン縁 エニシ
というイタリアンのお店です。

 つもご訪問ありがとうございます。    

海外旅行や国内旅行の思い出を忘れない様に
残しておきたいと記録に綴っています。
また、これから行かれる方の参考に
少しでもなったらいいかなとも。。 

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ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。 


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2 コメント

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Unknown (小梅)
2019-01-15 22:21:16
こんばんは(^-^)
前日に弟さんが偶然住職さんに出会われたのはきっと お父様が天国から機転をきかせて 下さったからかなと思いますね(^-^)

人は2度死ぬ。深い言葉ですね。
自分が共に生きた人の事は思い出しても会ったことない ご先祖様の事までは思い出しようがないしなぁ。。と思ったのですが、語り継がれた話から会った事はない故人を想うことも出来ますね(^-^)
母方の祖母から聞いた おばあちゃんのおばあちゃんの楽しいエピソードに家系やなぁと笑ったり、父の祖母の話に感心したり。。
会ったことはないけど 思い出したり 生きているもの同士が故人の事を語り合うのって大切な事なんやなぁと 人は2度死ぬの言葉を聞いて
思いました。

私の曾祖父は 私が生まれて数ヶ月後に交通事故で亡くなりました。
私はまだ赤ちゃんだったし、ひいおじいちゃんと この世で一緒にいた時間は すごく短いから
写真でしか知りません。
ただ 曾祖母や周りの家族から赤ちゃんの
私をとても可愛がってくれた話を子供の頃から聞いていたので今でも ふと思い出すのです。
曾祖父と曾祖母、二人はとても仲のいい夫婦だったとか、きっと今は二人で家族を見守ってくれてるんかなぁと思うのです(^-^)
こんなふうに 何かしら思い出し、偲んでいけたらいいなぁと思っています(^-^)
私が生きてるうちは みんな2度死ななくて いいからね~なんて思ったりします(^-^)
かなり脱線した話になってしまいましたね。

ホテルオークラ桃季。
お心遣いもお料理も素晴らしいですね(^-^)
思い出話と美味しいご馳走。
お父様、きっときっと喜ばれている事でしょうね(^-^)

たこ焼きの思い出話、温かい素敵な思い出ですね。
33回忌を迎えてのカミングアウト、
おい、おい。。とお父様が笑ってらっしゃるような気がします。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2019-01-17 00:02:33
前日、たまたま弟が住職さんに会えたのは
父のおかげだと、皆も口々に言っていました。

人は2度死ぬ。
確かに故人を直接知っている人が亡くなっても、語り継がれた話や、古い写真の中に
故人を偲ぶことはできますよね。
それが、心の中に生きているという事なのでしょうね。

心の中でいつまでも生きていてもらうためにも、
生きているもの同士が故人の話を懐かしがってしていくのは、ほんと大事な事ですよね。

小梅さんの曾祖父様は、交通事故で亡くなられたんですね。
心残りは多くあっただろうけど、小梅さんを抱っこできたことは最大の喜びだったでしょうね。
曾祖父様と曾祖母様、きっと今も二人仲良く、
あの世から覗き込んで、小梅さん達を見守って下さっていますよね。

ホテルオークラ桃季。
どこにしよう。。と弟と話していた時、
中華がいいという母の鶴の一声で決めた
レストランでした。
何回か行ったことがありますが、美味しいし
お店の方達も感じがいいですよ。

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