東北の旅1 銀山温泉へ
東北の旅2 銀山温泉能登屋・散策
東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップ
東北旅行4 銀山温泉能登屋夕食~
東北の旅5 会津若松へ
東北旅行6 会津若松 鶴ヶ城
東北の旅7 白虎隊
東北旅行8 さざえ堂と武家屋敷
東北の旅9 東山温泉庄助の湯瀧の湯
東北旅行10 瀧の湯・夕ご飯~郡山へ
東北の旅11 日光の町
東北の旅12 日光山輪王寺・東照宮五重の塔
東北旅行13 東照宮三猿の教え
東北の旅14 日光東照宮・陽明門・唐門
東北旅行15 日光東照宮・眠り猫・鳴龍・二荒山神社
東北の旅16 日光温泉日光千姫物語
東北の旅17 ナチュラルパークツアー華厳の滝・中禅寺湖
東北旅行18 日光・中禅寺・龍頭の滝
東北旅行19 明治の館~京都
東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップの続きです。
3月4日(金)
能登屋旅館へ戻ってきました。
こちらは、別館の談話室。
新しく造られた別館ですが、レトロ感を損なわない造りで
いい雰囲気ですね。
夕ご飯
夕ご飯は部屋食でした。
食前酒の山ぶどう酒で乾杯。
結婚35年の記念にあこがれの温泉に来れて感謝です。
結婚35年。。色々な事がありました。。
結婚して最初の5年ほどは、次から次から襲われる試練に
あせ汗の大変な日々でした。
でも、今思うに、あの時があったからこそ、
あの時を二人で乗り越えられたからこそ、
それ以後のどんな事もたいした苦労には思えなかったし、
普通のなんでもない日々の大切さも知ったような気がします。
そして、いつ、突然に、普通の日が何の予告もなしに
奪われる怖さも知った私達は、
二人の大好きな旅行に、いつか。。ではなく
今、思い立った時に行くことにしてきたんです。
だから、家族旅行や二人での旅行もたくさんしてきました。
でも、銀山温泉にはなかなか来れなかったんですよね。。
なんて。。前置きはさておき、
お料理は、尾花沢牛や鴨などの地元産の食材を使ったお料理。
メインは尾花沢牛のしゃぶしゃぶかな~。
アスパラ菜の冷し汁。
地元でからかいとよばれる棒鱈を乾燥させたものの甘辛煮、
鯉の洗いとサーモン、勘八のお造り。
鯉の甘露煮、山形旬の野菜うるいと海老の和え物、
岩魚のあんかけ、豆乳を寒天で固めた滝川豆腐、
蟹の茶碗蒸しに、鴨汁鍋と蕎麦、
どれも、郷土の味を伝える温かいおもてなしです。
初めて食べるものもあって、食べ方など色々と
仲居さんに教えてもらいながら楽しい食事でした。
そして、お酒は、やっぱり地元の銀山温泉。
銀山温泉のレッテルが貼られていますよ。
すっきりと美味しいお酒でした。
本館のロビーから
フロントで教えてもらった本館2階のロビー。
本館のお部屋はとれなかったけれど、
この窓からも、おしんの撮影がされた部屋の窓からの景色と
同じ景色が見えるそうです。
うわ~、嬉しい~と、レトロな椅子に座って窓を開けると。。
銀山川をはさんで立ち並ぶ旅館が見渡せました。
ずっと見たかった景色が目の前に。。
なんだかこの瞬間、時を超えてしまいますね。。
平成から大正時代にタイムスリップです。
夜の散策
そして、夕ご飯後、夜の闇の降りた町の散策に出かけることにしました。
こちらは、銀山川に架かる赤い橋の上から見上げた能登屋旅館です。
先ほど町を見おろしたのは、能登屋旅館と書かれた上にある
2階のロビーですよ~。
夕暮れ時と違って、周りは真っ暗。
お部屋の窓からの灯りもガス灯の灯りも、黒い闇の中に光っています。
能登屋さんにも左官職人による鏝絵(こてえ)が。。
銀山開拓の祖である「木戸佐左ェ門」の名の横に鳳凰と桐が
描かれています。
気温はどんどん下がってきて、
観光客はそれぞれの旅館が貸し出すぶ厚いコートを着て温泉街を歩きます。
能登屋さんのコートの色は赤。
赤いコートを着た人も、たくさん歩いていましたよ。
お店はもう閉まっていますが、町を散策する人はいっぱい。
銀山温泉の情緒を皆堪能しています。
これで、はらはら雪が降ってきてくれたら最高なのにな~。。
なんてちょっと思いながら歩いた夜の散策。
また、いつか。。のお楽しみですね。
洞窟風呂
夜の散策から帰って、冷えた体を温めるために洞窟風呂へ。
開業時より元湯として利用されていたという洞窟風呂は、
今は、貸切風呂になっています。
先に部屋へ戻っておいてね。。と言って、
主人の後、私が洞窟風呂に入ったのですが、
洞窟風呂は階段の下にあって、
とっても雰囲気はあるんだけど、
暗くてなんだかちょっと恐る恐るという感じ。
ささっと入って上がってきたら、
主人はロビーで待っていてくれました。
ちょっと一人では心もとない洞窟風呂だったのでほっとでした。
そうやろ~。。と主人。
部屋に帰ってから、お土産屋さんで買ったお菓子を食べて
スイカサイダーを。
このスイカサイダー、本当にしっかりスイカの味がして
びっくりでした。美味しかったですよ。
3月5日(土)
朝、部屋の窓をあけると、雪国らしい雪景色。
でも、雪は降っていませんね。
今日も、いいお天気になりそうです。
朝食・だいこん飯
朝ご飯は、朝食会場で。
可愛い器に、色々なおかずがいっぱい並んでいます。
山形名物玉こんにゃくもありますよ~。
2009年山形の山寺に登った後に茶店で食べた
力こんにゃくを思い出しました。
ごはんは、白いご飯と大根めしの好きな方を選べます。
主人も私も、もちろん大根めし。
しろいごはんたっぷりの中に大根が少し入った大根めしで
とってもおいしかったです。
おしんの頃の大根めしは、米粒を探すのが大変なくらいの
大根めしだったんでしょうね。
贅沢な大根めしを頂いてしまいました。
銀山温泉を出発
最後にもう一度お部屋の窓から外を眺めて、銀山温泉にお別れです。
ロビーでは、入れたてのコーヒーを用意して下さっていました。
コーヒー通の主人も納得のとっても美味しいコーヒーでしたよ。
そして、結婚35周年おめでとうございます。。といって
おかみさんが下さった、一筆箋。
銀山温泉の絵がついています。嬉しい~。
ありがとうございます。
ちょっともったいなくて使えませんね。
お世話になりました。
そして、旅館のバマイクロバスで大石田まで送ってもらう為、
しろがね橋の先まで歩きます。
いよいよ、本当にお別れですね。
とっても素敵だった銀山温泉。
もう一度来れることがあったら、真冬のしんしんと雪の降っている時に
来てみたいな。。
いつか、もう一度来れますように。
バスからの雪景色
バスから見た雪景色、雪をあまり知らない私達にとっては感動ですが
実は例年の半分以下だそうです。
やっぱり、もっと雪深い銀山温泉も見てみたいですね。
さて、絵葉書や映画の世界かと思うような異次元空間から
新幹線の通る日常の現実空間へ戻ってきました。
大石田の駅
いつもなら町全体がこれくらいの雪になるそうですが、
一部分だけ雪が積み上げられています。
その雪の壁の前で、とりあえず雪国っぽく記念写真。
本当は、ほとんど雪はありませんけどね。。
送って頂いた、能登屋さんのマイクロバスにもさよなら。
ありがとうございました。
長年の夢が叶って嬉しかったです。
また、いつか、雪深い時に戻ってきますよ~。
さて、次は、福島の会津に行ってみます。
会津の白虎隊。。
実は、ここは私の父の思い出と重なって
一度行ってみたい所だったのです。
東北の旅5 会津若松へ続きます。
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こちらです。
色々な思い出を振り返り、思い出し旅をされたのでしょうね。
美味しそうなお料理が並んでいますね。
地元の食材で郷土の味を頂く、それって
旅の楽しみですよね(^-^)
そして。。郷土のお料理には やはり 地元の
お酒がいいですよね~(^.^)
夜の銀山温泉も夕暮れと雰囲気がかわり
素敵。。
時が止まったような、タイムスリップしたかの
ような景色ですよね。
銀山温泉、ずっと楽しく見せてもらいました。
旅館でストーブの上にお茶を置くのも東北らしいなぁと思って見てました(^-^)
福島の会津も とても楽しみにしています(^-^)/
結婚してから35年も経ったなんて、信じられない感じです。
結婚してから、今だったらもっとうまくできたかな。。と思う事もいっぱいあるけど
でも、だからって今からやり直す?っていわれたら。。
正直それも大変かも。。
その時その時は、とりあえずせいいっぱいやってきたかな。(^-^;
地元の食材で郷土の味を頂く。。
ほんと、旅の楽しみですよね(^-^)
そして。。郷土のお料理には やはり 地元の
お酒がいいのです。(*^^)v
ほっこり楽しめた銀山温泉でした。
夜の銀山温泉も素敵でしょう~。
でも、私は、夕暮れ時の雰囲気がとっても好きでした。
銀山温泉、また、いつか行けたらいいなって思っています。
旅館でストーブの上にお茶を置くの。。って
家庭的であったかくていいですよね。