ギリシャから帰って、たまっていたテレビ録画を
見ました。
朝ドラや大河、韓国ドラマのオクニョ。。
毎回楽しみに見ていたものです。
そんな中、21日と28日に撮った
NHKBSのドラマ、母の待つ里がありました。
出演者の中井貴一さんと宮本信子さんが気になって、
ギリシャに行く前急遽録画予約を入れていました。
帰国して母の待つ里のドラマを見始めた時は、
1泊50万円もするふるさとツァーって何?と、
サスペンスドラマなの? 詐欺のドラマ?
なんて思ってしまいましたが、
話が進むとともに、コミカルな要素も含みつつ
温かく心に広がる話の展開に感動していました。
ドラマは1話から最終話の4話で構成されていますが
1話から順に、中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵之介、
満島真之介と芸達者な出演者が増えていき、
宮本信子の母とそれぞれの出演者の会話が自然で温かく、
うそのふるさとである事や、本物の母でない事を
忘れてしまいそうになります。
ロケ地が、かつて訪れたことのある岩手県遠野である事や
昔話が、むがすあったずもな。。から始まり
どんどはれ(めでたし、めでたし)で終わることも
心に懐かしさが広がった原因だったのかもしれません。
2009年10月 東北の旅10岩手・民話の里遠野
(画像はネットより)
私がこの話の中で一番心に残った言葉は、人が亡くなり、
残された人が亡くなった人の事を思いだしてその人の話をする時、
あの世で、その人の上にピンクの桜の花びらが舞う
というフレーズでした。
一杯思い出して、一杯話をするとき
その人の上で桜の花びらが吹雪の様に舞うのだそうです。
その情景を思った時浮かんだのはやはり母の笑顔でした。
笑顔の母の上に降る、たくさんのピンクの花びらでした。
今でも母を思い出して涙することもあるけれど、
これからは、母の事を思い出しても、
笑顔の母とその上に舞うたくさんの桜の花びらを
思えそうな気がして心が明るくなりました。
最後のエンドロールで、母の待つ里の原作者が
浅田次郎さんだと知り、この心の温かさに納得しました。
母の待つ里、見てられなかった方にもぜひ見てほしいのですが、
実は、私の見たのが再放送であったようで、
この先の再放送は予定がなさそうです。
ぜひぜひ、また再放送してほしいです。
(U-NEXT、NHKオンデマンドでは見られるようですが。。)
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
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