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京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2 ドイツ ライン河クルーズ

2008-10-29 09:31:45 | 海外旅行2008 9月 ドイツ・スイス・フランス

   ドイツ・スイス・フランス旅行の行程は こちらです。 
   旅の始まりはこちらです。

 

2008 ドイツ・スイス・フランス目次

 

 1ドイツライン河畔ヴィスバーデン  2 ドイツ ライン河下り 3 ドイツハイデルベルグ
 4 ドイツ ローテンブルグⅠ 5 ドイツ ローテンブルグⅡ 6 ロマンチック街道フッセン      
 7ドイツ ノイシュバンシュタイン城 城内部 8 スイス グリンデルワルド
 9スイスアルプス・ユングフラウヨッホ 10 ローザンヌからパリ
 11 フランスエッフェル塔・ルーブル美術館 12 モンマルトルの丘・サクレクール寺院
 13 パリ セーヌ川クルーズ・フランス料理 14 パリ ブローニューの森・帰国

 

9月18日(木) リューデスハイム

アルプスからドイツ西部を横断し、北海まで続く父なるライン河。 
リューデスハイムは、世界遺産ともなったライン河中流域の
街の中でも、ラインクルーズの乗降客が最も多い街です。

バスを降りて、少しだけこの街を散策した後、
私たちもここからラインクルーズに乗船します~。

ワイン博物館
こちらは、約1000年前に建てられたブレムザー城内に
あるワイン博物館。でも、写真を撮っただけ。。



つぐみ横丁
リューデスハイムのメインストリート、つぐみ横丁。
旅行前から楽しみにしていた横丁です。
ワイン居酒屋やお土産やさんが並ぶ横丁。



ワイン横丁とも呼ばれる、つぐみ横丁を示すこの看板も素敵~。



時間に追われた散策でしたが、お土産も一つ買いました~。
街には、木組みのかわいい家々も。。
あ~あ、もっとゆっくり散策したいな~。

 

ラインクルーズ
そして、いよいよ船に乗船です。
真っ青な青空を期待していましたが、薄いブルーの空模様。
寒そうにみえますが。。。まさに、その通り、
もう寒くて、寒くて。。



あまりの寒さに船内に席を取った私たち。
ガラス越しに、片側しか外は見えませんが、
暖かい部屋でワインでも飲みながら
優雅にクルージングを楽しむ事ができます。

でも。。。
やっぱり色々な古城をガラス越しでなく
実際に目で見てみたいし、写真も撮りたいし、
主人もビデオを持ってきているし。。

でも。。。
この暖かい席を離れたら、ぜったいに他の人が
座ってしまって、もうきっと戻れないだろうし。。

「どうする。。?」 「どうしよう。。」
二人で迷いに迷って、最終的に出した答えは、
寒いのを覚悟の上デッキへ上ろう~
やっぱり、後で見ておけばよかったと後悔したくないし。。
と、思ったわけです。

長袖を何枚も重ね着して、その上にコート、毛糸のマフラー。
主人は、その上にウインドブレーカーも着ています。
それでもデッキの上は、ひゃ~、寒い。。

でも、やっぱり綺麗にライン河の両サイドが見えます。
右側にはリューデスハイム・ローゼンエッグ
ブドウ畑が広がっています。



左側には、ビンゲンの街が見えてきました。



クルージングはずっと船が走り続けるものと思ってましたが、
色々な港に寄港し、その都度、お客さんが乗り入れをするのです。
知らなかった。。
リューデスハイムの次に寄港するのがビンゲンの港でした。

そして。。いよいよ右側に、初めての古城が見えてきました~。
エーレンフェルス城です。
今は廃墟ですが、まわりをぶどう畑に囲まれて美しい姿です。



これは、エーレンフェルス城と同じ位に川の中州に立つ、
通称「ネズミの塔」と呼ばれる建物。
重税で住民を苦しめた大司教がここでネズミに食い殺されたという
怖い伝説があるそうですが、今はライン川の信号塔として使われています。



川沿いの街も、おとぎの国みたい~。



デッキにもテーブルと椅子があって、
座ってじっと景色を見ている人もいます。。
でも、私たちは、船内放送に従って、
(ドイツ語→英語→中国語→日本語の順でした。)
右へ行ったり、左へ行ったり、陽だまりを求めてうろうろしたり。。
あっちこっちと動き回っています。



右側のアスマンスハウゼンという港に寄港した後、
左側に3つの古城が続いて見えてきました。

まず初めが、「ラインの宝石」と呼ばれる
ラインシュタイン城
今は、個人所有だそうです。レストランをされてるそうですが、
どんな方がオーナーさんなんでしょうね~。。



次に見えるのが、ライヒェンシュタイン城
ライン沿岸の古城の中でも、最も古いお城の一つだそうです。
これも、今は個人所有で、古城ホテルになっているそうです。



3つ目は難攻不落といわれたゾーネック城です。
実はこのお城、盗賊と成り下った下級騎士団の居城だったそうで、
悪名高きお城だったそうです。
でも、いまは、復元されて城内見学もできるそうですよ。



続いて左側、ニーダーハイムバッハという街の丘に、
ハイムブルグ城が見えます。



今度は右側に、ロルシェハウゼンという街が見えてきました。
とんがった塔が中世的で素敵なクレメンス礼拝堂です。



そして、またしても今度は左岸。。ああ、忙しい~。

斜め前方にフュルステンブルク城趾が見えてきました。
今は廃墟のままになっているらしいです。



続いて左側にバッハラハという港が。。
バッハラハは、おとぎの国のような中世の佇まいを今も残す
小さな村だそうで、個人旅行なら絶対下船してみたい所です。



丘の上にあるのはシュタールエック城
綺麗なお城。。今はユースホステルだそうです。
こんなユースホステルなら泊まってみたいですよね。



川の中州にポツンと現れた白亜のお城、船の様な形をした
プファルツ城
ライン川渡航税を徴収するための関所だったそうですが、
今は、博物館だそうです。

プファルツ城の向こう、
右側の丘の上にそびえるのは、グーテンフェルス城
度重なる戦闘をくぐり抜け、廃虚とならずに済んだ古城です。
今は、古城ホテルとして営業中だそう。。



そして、また左側にはオーバーヴェーゼルという港。 



その丘の上に建つシェーンブルク城は、とても美しいお城です。
今は、再建されて高級ホテルになっています。
中世の騎士気分が味わえるホテルだそうで、いいな~。



そして、ライン河クルーズもいよいよ最終に近づき、
ローレライの岩の登場です。

もうすぐローレライの岩というところで、
あの有名な音楽が流れてきました。

なじかわ知らねど~心わびて、
昔の伝えは~そぞろ身にしむ。
さびしく暮れゆくラインの流れ~。

もちろん、日本語じゃありませんよ。

ほらほら、右側にローレライの岩が見えてきました~。
え。。。どれどれ。。って。。
これなんですって、これがローレライの岩だって。



へぇ~、そうなんだ。。普通の岩っぽい感じ。。ですよね。
ま、ローレライの岩も見れてよかったという事で。。

いよいよこれもまた左側の街サンクト・ゴアという街で船を下ります。



1時間40分のクルージングを終えて時刻は11時。
あ~あ、寒かった~。でも、充分に古城を堪能できて満足、満足。

これから、バスで古城と大学の街ハイデルベルグへ向かいます。
実は、私。。ハイデルブルグには、30年前一度来た事があるのです。
あの頃とどんな風に変わっているのかな~。。

一言アドバイス
リューデスハイムからのライン河クルーズでは 
左側にお城や街が多いようです。
デッキではなく、船内でご覧になる方は
進行方向左側の席に座るといいですよ~。


3 ドイツ ハイデルベルグへ続きます。) 

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