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京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

13 パリ セーヌ川クルーズ・フランス料理

2008-10-02 08:53:02 | 海外旅行2008 9月 ドイツ・スイス・フランス

ドイツ・スイス・フランス旅行の行程は こちらです。 
   旅の始まりはこちらです。

2008 ドイツ・スイス・フランス目次

 1ドイツライン河畔ヴィスバーデン  2 ドイツ ライン河下り 3 ドイツハイデルベルグ
 4 ドイツ ローテンブルグⅠ 5 ドイツ ローテンブルグⅡ 6 ロマンチック街道フッセン      
 7ドイツ ノイシュバンシュタイン城 城内部 8 スイス グリンデルワルド
 9スイスアルプス・ユングフラウヨッホ 10 ローザンヌからパリ
 11 フランスエッフェル塔・ルーブル美術館 12 モンマルトルの丘・サクレクール寺院
 13 パリ セーヌ川クルーズ・フランス料理 14 パリ ブローニューの森・帰国



9月22日(月)

セーヌ川クルーズ・バトーパリジャン

もうすぐ、7時半。
バトー・パリジャンの乗り場には、たくさんの観光客が
集まってきました。
私たちも並びましたが、ほとんどが外国人の方。。
日本の方は見当たりません。
でも、これも外国へ来たって感じがしていいかな~。



時刻どおりに出航。よかった遅れなくて。。
私たちは、船室の一番前、ガラス窓から両サイドが
見える席に座りました。

と、フランス人らしい若いカップルが来て、
男の子の方が
「パードン。。○×▽×:▲;*○△~?」
フランス語なので、全然わかりませんが
どうも、席を一つずれて下さいと言っている様。
「OK~!」と、一つずつずれてあげたら、
「メルシーと二人ともにっこり。

私の横に座ったお嬢さんは、本当にお人形のように
可愛い女の子。透き通るような肌に愛くるしい目。。
二人仲良く、それぞれ持ったパンフレットを見ながら
楽しそうに話しています。

あれ。。こんなパンフレットがあったんだ。。と見ていたら、
それに気づいた女の子が、私に自分の分のパンフレットをくれました。
え。。いいの。。?という様に見たら、にっこり。
「メルシー、ボク

これが、そのパンフレットです。


たった一枚のパンフレットですが、でも。。
この一枚のパンフレットが私たちに
温かく優しいクルーズの思い出を残してくれました。

さて、セーヌ川クルーズの方は。。

パリ万国博覧会のメイン会場となったグラン・パレです。



すごくゴージャスな橋が見えてきました~。
これは、アレクサンダー3世橋、ロシアの皇帝から
寄贈された橋だそうです。

夜の7時半過ぎ。。ようやく空の色が
夕暮れ色にかわりつつあります。



こちらはオルセー美術館ミレーの「晩鐘」の他、
ゴッホ、ルノワール、モネなどの作品がある美術館。
ここも行ってみたいな~。。



そして、パリの街のライトアップも始まりました~。



左岸。。これはサマリテーヌというデパート。
有名な博物館かと思いました。
パリは、どんな建物も芸術的で、一つ一つに感動します。



もうすぐ、船がUターンするというので、
船室を離れて、デッキに上がってみることにしました。
空の色がどんどん変わり、あっという間に茜色の空に
橋の向こうに見えているのは、ノートルダム寺院です。



ここで、船はUターン。
ノートルダム寺院のあるシテ島をぐるっと周ります。
空は茜色から薄紫へ。。



橋の下をくぐる瞬間、
突然、橋のライトアップが始まって、みんなわ~っと感激。



空は、だんだん濃い紫色に変わります。
ナポレオンのお墓があるアンバリッドも、
ライトアップされて綺麗~。



そして、8時半近く、クルージングが終る頃夜のとばりがおり
黄色い星☆の輪で前面を飾られた、青くきらめくエッフェル塔
見えてきました。
至る所から、わ~っと感嘆の声が沸きあがります。



セーヌ川の水面にも、エッフェル塔の光が揺れ、
皆を光と水の世界の中に惹き込んでいきます。

1分遅れで前の便に乗れなかった事を残念に思っていましたが、
こうなると、よかったね~遅れて。。
ライトアップされた夜のセーヌ川クルーズを見ることができ、
パリ最後の夜の素敵な思い出ができました。

でもでも、残念ながらこのエッフェル塔をゆっくりと
眺めながら歩いている暇はありません。
船を一番に下りると、タクシー乗り場めがけてダッシュ。

タイミングよくタクシーにすぐ乗ることができ、
なんとか9時前にレストランに到着できそうです。

フランス料理・Makoto Aoki
このお店は、インターネットで見つけて、一度行ってみたいと
思っていたアオキマコトさんのお店。
おいしいフランス料理は食べたいし、
でもフランス語はわからないし。。で、ここだと決めた、
ドイツのフッセンから電話で予約を入れたあのお店です。

シャンゼリゼ通りから北へ5分ほどの所にあるこのお店は
冷静と情熱の間の辻仁成さんお気に入りのお店でもあるようです。

タクシーの運転手さんに名前と住所を書いた紙を見せて
レストランと伝えると、すぐにわかってくれました。

お店はピンクの濃淡の可愛いお店。



明るくて、居心地よさそうな店内です。
「こんばんは~」と入っていくと、日本人女性の方が
対応してくださいました。
シェフのお姉さんだそうです。姉弟でお店をされているんですね。



シェフのアオキマコトさんは、ミシュラン・ガイドでも
高い評価を受けたパリの「オー・ルベル」の元シェフなんですよ。
2006年、パリに念願の自分のお店を開かれたそうです。



メニューもちゃんと日本語でも書いてあるし、
ワインのセレクトなど、お姉さんが色々な相談にのってくださいます。
お客さんもフランス人の方、日本人の方、半々くらいでした。



これはアラカルトのメニュー。
私たちは40ユーローのコースを頂きました。
9月では6000円位、今だったら5000円位ですね。
まずは、アミューズ。
一口食べて、二人して、おいしい~
選んでいただいた白ワインで乾杯です~。



こちらは季節の野菜のマリネ。
色々なお野菜がその風味をちゃんと残しつつ
お料理自体の味付けが文句なく最高~。

お野菜、こんなに美味しく食べた事ないね~と感激でした。



ポタージュスープも、濃厚で生クリームが効いていて
おいしかった~。



そして、辻仁成さんも絶賛というリゾット。
小鳩のローストとのセレクトですが、二人ともリゾットです。
今日のリゾットは海老やシーフードとお野菜のリゾット。
リゾットって、今までそんなに好きではなかったのですが、
これは、ちょうどいいお米の感じ、味付け、シーフードもいっぱいで。。
たしかに絶品でした。



そしてデザート。
ラム酒風味のスポンジケーキ・チーズ・アイスクリームから
一つ選べるのですが、二人ともアイスクリーム。

アイスクリームを囲んだフルーツが豪華で可愛くて、
食べてしまうのがもったいないです。



もう、本当においしいフランス料理を、本場のパリで、
しかもリーズナブルにいただけて、最高の思い出ができました。
ありがとうございました~。

Makoto Aoki
19 rue Jean Mermez, 75008
TEL 01 43 59 29 24
日曜、定休

幸せな気分で、シャンゼリゼ通りからタクシーに乗って
ホテルへ帰ります。
タクシーから見た、シャンゼリゼ通り。
お店はもう閉まってますが、ライトアップが綺麗です。



そして、凱旋門。。
凱旋門を越えたら、ホテルはもうすぐ。



夜の11時になってしまいましたが、予定は全てクリアー。
頑張りました~。でも、あ~あ、疲れた~。
なんと、今日歩いた歩数。。。2万歩でした。

そして。。、楽しかった旅行もこれで終わり。。
明日はいよいよ帰国です。
でも、旅は家にかえるまでということで
あと、もう1章帰国編にお付き合い下さいね。

次は、いよいよ最終章、

14 パリ ブローニューの森・帰国へ続きます。)

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