5月6日(日)
朝、やはり雨です。
旅の時は、大抵早起きして朝日を見たり、
朝市に行ったり、散策したりするのですが、
今日は雨音を聞きながら、朝寝を決め込みました。
8時まで3人ともゆっくり寝て、それから朝風呂。
9時過ぎての朝食です。
主人は、秘湯龍神温泉に行きたいようなのですが、
フロントで聞いてみると、山道を1時間半はかかるとの事。
龍神温泉は、島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉と並び、
日本三美人の湯の一つと言われているそうで、そりゃあ
私だってできるものなら行って、ご利益にあやかりたいのですが。。
雨足次第なのです。
11時のチェックアウト時、雨が小降りになってきて
「よし!行こう」と主人も心を決めたようで、
私達ももちろん異存はありません。
ただ、まさかあれほどのくねくねの山道だったとは。。
紀州備長炭振興館
途中備長炭振興館に寄りました。
雨のせいかお客さんは私達だけ。
木の国、和歌山が生んだ紀州備長炭の出来るまでが
解説されています。
ホテルの部屋に飾ってあった数々の備長炭を使ったオブジェに
えらく感心した主人は、自分でも作ろうと思っているのか
備長炭を買い込んでいました。
紐はあれを使ったらいいし。。とか創作意欲満々のようですが、
果たして作品が完成する日はくるのでしょうか。。
龍神温泉元湯
右へ、左へのカーブが続くくねくね道を走ります。
初め2車線だった道が1車線になり、
それもだんだんすれ違いが出来ないほどの細い道となり、
主人は緊張の運転が続き、肩に力が入る様子。
でも、変わってあげたくてもとても無理。
ちょうど1時間半かかって、ようやく龍神温泉元湯に到着。
同じ頃に到着した若い男女のお二人さん。
女の子に車の運転をまかせていたみたいで、男の子が、
「助手席に乗ってる方がずっ~と疲れた。帰りは僕が運転するから」と。
やっぱりね。。
走っている時はほとんど車を見かけなかったのに、
駐車場には一杯の車があって、入浴客も大勢。
やはり人気の秘湯温泉なのですね~
お風呂からの眺めにまず感動。
雨で洗われた新緑の木々が、大きな窓全面に現れます。
お湯は本当にとろとろでお肌つるつる。
日本三美人の湯の効果の程はいかなるものでしょうか。楽しみだ~
2時前、龍神温泉を出て、カーナビの言うがまま龍神高野スカイラインに。
スカイラインとは名ばかりのひたすらのくねくね山道で、
お昼を食べるようなお店も全くありません。
この道が、2003年まで有料道路だったなんて信じられない思いです。
高野山 金剛峰寺
3時過ぎ、やっとスカイラインから抜け、着いたところはなんと高野山。
高野山は、約1200年前弘法大師によって開かれた
高野山真言宗の霊場ですが、今は宗派にとらわれず、
あらゆる人々の魂の安息所になっています。
今回の旅行の予定に、高野山参りは全く入ってなかったのですが、
皆、一度お参りしたい場所ではありました。
総本山である金剛峰寺のお参りは受付が4時までと聞き、母は
「これは仏様のお導きかもしれない。。」と言い、
私達も「確かにそうかもしれない。。」と、
金剛峰寺の参拝に向かう事になりました。
子供の頃よく祖母に連れて行ってもらった京都東寺さんの
弘法さんに今日ここでお会いできるとは。。
高野山金剛峰寺、ピーンと張り詰めた神聖な空気が漂う所。
厳かで、神仏に近い場所というのがわかり、思わず背筋が伸びます。
お参りされてる方は、首から袈裟を下げている方が多く、
私達のように、たまたまの参拝ではなく、
高野山参りを目的に来られているのがよく分かります。
渡り廊下からの眺め
参拝後、お庭を見たり、襖絵を見たり、お茶を頂いたり。。
たまたま始まった御法話も少し聞く事ができたし、
本当にいい時間を過ごせました。
金剛峰寺の石庭。石庭としては日本最大らしい。
さて、ここでやっと御食事。
定食のネーミングもさすが高野山です。
曼荼羅(まんだら)定食 精進定食
高野山を5時半に出発、京都を目指したのですが、
ここで、カーナビがとんでもない道を指示。
推奨ルートを選んだのに、またまたくねくねの山道だったのです。
観光バスもたくさん来ているのだから、
もっといい道があるはずと思いつつ引き返す事もできず。。
なんで、こんなくねくね道を教えるんや。。と、
カーナビに腹をたてつつも、従わざるを得ない状況。
山道を抜けるのに結局1時間くらいかかり、
町並みが見えたときは、
「よかった~。町が見えたよ」と思わず歓声
みんなほっとです。
その後、阪奈道、名神と乗り継いで8時半ごろ帰宅。
運転本当におつかれ様でした。
凝った主人の肩に湿布をペタ、ペタと張って感謝の印です。
母も「まさか、高野山にお参りできるとは。。」と感激の様子。
山道は大変だったけど(誰が?)、とても楽しく有意義な旅でした。
今回の旅行での思い出の品々。
朝、やはり雨です。
旅の時は、大抵早起きして朝日を見たり、
朝市に行ったり、散策したりするのですが、
今日は雨音を聞きながら、朝寝を決め込みました。
8時まで3人ともゆっくり寝て、それから朝風呂。
9時過ぎての朝食です。
主人は、秘湯龍神温泉に行きたいようなのですが、
フロントで聞いてみると、山道を1時間半はかかるとの事。
龍神温泉は、島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉と並び、
日本三美人の湯の一つと言われているそうで、そりゃあ
私だってできるものなら行って、ご利益にあやかりたいのですが。。
雨足次第なのです。
11時のチェックアウト時、雨が小降りになってきて
「よし!行こう」と主人も心を決めたようで、
私達ももちろん異存はありません。
ただ、まさかあれほどのくねくねの山道だったとは。。
紀州備長炭振興館
途中備長炭振興館に寄りました。
雨のせいかお客さんは私達だけ。
木の国、和歌山が生んだ紀州備長炭の出来るまでが
解説されています。
ホテルの部屋に飾ってあった数々の備長炭を使ったオブジェに
えらく感心した主人は、自分でも作ろうと思っているのか
備長炭を買い込んでいました。
紐はあれを使ったらいいし。。とか創作意欲満々のようですが、
果たして作品が完成する日はくるのでしょうか。。
龍神温泉元湯
右へ、左へのカーブが続くくねくね道を走ります。
初め2車線だった道が1車線になり、
それもだんだんすれ違いが出来ないほどの細い道となり、
主人は緊張の運転が続き、肩に力が入る様子。
でも、変わってあげたくてもとても無理。
ちょうど1時間半かかって、ようやく龍神温泉元湯に到着。
同じ頃に到着した若い男女のお二人さん。
女の子に車の運転をまかせていたみたいで、男の子が、
「助手席に乗ってる方がずっ~と疲れた。帰りは僕が運転するから」と。
やっぱりね。。
走っている時はほとんど車を見かけなかったのに、
駐車場には一杯の車があって、入浴客も大勢。
やはり人気の秘湯温泉なのですね~
お風呂からの眺めにまず感動。
雨で洗われた新緑の木々が、大きな窓全面に現れます。
お湯は本当にとろとろでお肌つるつる。
日本三美人の湯の効果の程はいかなるものでしょうか。楽しみだ~
2時前、龍神温泉を出て、カーナビの言うがまま龍神高野スカイラインに。
スカイラインとは名ばかりのひたすらのくねくね山道で、
お昼を食べるようなお店も全くありません。
この道が、2003年まで有料道路だったなんて信じられない思いです。
高野山 金剛峰寺
3時過ぎ、やっとスカイラインから抜け、着いたところはなんと高野山。
高野山は、約1200年前弘法大師によって開かれた
高野山真言宗の霊場ですが、今は宗派にとらわれず、
あらゆる人々の魂の安息所になっています。
今回の旅行の予定に、高野山参りは全く入ってなかったのですが、
皆、一度お参りしたい場所ではありました。
総本山である金剛峰寺のお参りは受付が4時までと聞き、母は
「これは仏様のお導きかもしれない。。」と言い、
私達も「確かにそうかもしれない。。」と、
金剛峰寺の参拝に向かう事になりました。
子供の頃よく祖母に連れて行ってもらった京都東寺さんの
弘法さんに今日ここでお会いできるとは。。
高野山金剛峰寺、ピーンと張り詰めた神聖な空気が漂う所。
厳かで、神仏に近い場所というのがわかり、思わず背筋が伸びます。
お参りされてる方は、首から袈裟を下げている方が多く、
私達のように、たまたまの参拝ではなく、
高野山参りを目的に来られているのがよく分かります。
渡り廊下からの眺め
参拝後、お庭を見たり、襖絵を見たり、お茶を頂いたり。。
たまたま始まった御法話も少し聞く事ができたし、
本当にいい時間を過ごせました。
金剛峰寺の石庭。石庭としては日本最大らしい。
さて、ここでやっと御食事。
定食のネーミングもさすが高野山です。
曼荼羅(まんだら)定食 精進定食
高野山を5時半に出発、京都を目指したのですが、
ここで、カーナビがとんでもない道を指示。
推奨ルートを選んだのに、またまたくねくねの山道だったのです。
観光バスもたくさん来ているのだから、
もっといい道があるはずと思いつつ引き返す事もできず。。
なんで、こんなくねくね道を教えるんや。。と、
カーナビに腹をたてつつも、従わざるを得ない状況。
山道を抜けるのに結局1時間くらいかかり、
町並みが見えたときは、
「よかった~。町が見えたよ」と思わず歓声
みんなほっとです。
その後、阪奈道、名神と乗り継いで8時半ごろ帰宅。
運転本当におつかれ様でした。
凝った主人の肩に湿布をペタ、ペタと張って感謝の印です。
母も「まさか、高野山にお参りできるとは。。」と感激の様子。
山道は大変だったけど(誰が?)、とても楽しく有意義な旅でした。
今回の旅行での思い出の品々。