うどん県に住んでいる友人が新築マンションを購入したというので、お祝いかたがた訪ねてみた。
やはり新しいマンションは香りが違う。入居して1か月余り経ち、部屋の中もきれいに整頓され、老後はバリアフリーのこのマンションで過ごすという。ちょっぴり羨ましく思えてきた。
うどん県訪問だからといって、連れて行ってくれたのが"手打ち十段 うどんバカ一代”。ちょうど昼時が過ぎて一段落したころだったが、さほど広くない店内は満員。当然、駐車場もほぼ満車状態。店内にはうどんをすする音が響いて大盛況だった。
ここの名物を地元の人に聞くと、“釜バターうどん”で、釜玉にバターと粗挽きの黒こしょうをトッピングしたうどん。これは次回にするとして、オーソドックスなかけうどんを注文した。
うどんメニューはいろいろあるが、私が最初の店で食べるのはいつも“かけうどん”。ネギを沢山かけて、出汁を少しずつ口に含みながら食べる。
麺は固くもなく柔らかくもない。競争の激しいうどん県ならではの、独特のうどんの味が口の中でとろけた。
この店、地元の人が気軽に訪れてうどんを賞味できるようなうどん屋さんを目指しているとのこと。脱サラした店主が、昨日よりもおいしいうどんを提供できるよう頑張りますと名刺には書いてあった。年中無休で、朝6時〜夕方6時まで営業していて、通も訪れ、大盛況だという。
私の情報だけでは物足りないと思うので、しっかり研究してから行くのも良いのではないだろうか・・・http://www.udonbakaichidai.co.jp(HP)
ふだんうどんの全国チェーンの店で主に食べていると、だんだん味や好みが平均化してしまっているが、やはりうどん県ならでは味わえないうどんに接し、大いに満足した。
詳しくはHPで事前調査をして、イメージを抱いてから訪問すると良いうどん屋さんだった。