強行採決までしてそんなに急ぐのか、本音の部分が見えて来ない。
朝刊を見て、”参院も採決強行か、自公、6日の成立方針”の見出しが目を引いた。
国民の知る権利を侵害する恐れなどが指摘される法案『特定秘密保護法案』で、与野党の駆け引きが激しさを増してきているとの報道だ。
衆議院で採決され、参院に回った段階でマスコミの報道が多くなって来た。しかし、法案そのものは私たちにとって知る権利を侵害し、時の政府によってどのようにでも特定秘密に指定され、公務員を過度に委縮させるなどといった問題点があるという法律という事らしいのだ。(法案を実際見たことがないので・・・・)
先日の石破自民党幹事長発言で“市民のデモを『テロ行為』”になぞらえるなど、戦前の言論弾圧にもつながりかねない危険性を孕んでいる。
そのような法案なのに、審議を十分尽くしているとは言えないままに、自民公明両党が採決を強行するのは如何なものだろうか!
法案を拙速に決める理由がもう少し明らかにならないと、この法案には賛成し難い。
審議を十二分に行い、私たちに分りやすい形で成立させてほしいものだが、残念ながら現政府はどうも異なる意見に耳を傾けようとしていないようだ。