衆院選で大敗した岡田副総理と前原国家戦略担当大臣から、野田総理を擁護する発言が相次いだ。
岡田さんが、「選挙は最終的には自分の責任。他人の責任にするところから改めないと党の再生は果たせない」。また前原さんは「解散時期が遅れていたら、もっと惨憺たる結果になっていた」と首相を擁護したと(JーCASTニュース)が報じている。
まさに、その通りだ。特に岡田さんの“他人の責任にするところから改めないと党の再生ははたせない”と述べていることが、民主党の現在の状況を語っている。体質的には、民主党はやはり甘い。勝てば大喜びして有頂天になり、負ければ○○さんがとか、××さんがとか、人のせいにしていたのでは始まらない。前回の大勝した選挙で多くの有権者がなぜ支持してくれたのかの分析が出来ていないからこのような大敗になったのだ。
特に現職の閣僚が8人も落選という事態に、落選した議員一人一人からもう少し“反省の弁”が聞けると思っていたのに、残念だ。地元の前代議士からもそれはなかった。
特に、真紀子文科相においては、『自爆テロ解散だった』という始末では・・・・。そのほかの閣僚も右に同じ。やはり大甘だ。こんなスタッフだから国民は鉄槌を下したのに・・・。
もう少し大人の政治家になって、出直してほしい。
国民の多くは党にも、民主党所属議員にも愛想をつかしていたから、票数が激減したのだ。
政治家には謙虚さが一番必要であることを今回の選挙は教えているのだから、落選議員にはもう少し謙虚になるとともに、厳しい総括をしてほしいものである。
“まぁ、まぁ”というのでは投票した有権者に申し訳ない。