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通販

2012年11月13日 | Weblog

通常、通信販売のことを“通販”と略して言うのが常識になっている。

テレビの深夜や昼間どのチャンネルをプッシュしても“通販番組”が当たり前になっていて、同じようなパターンでその商品のメリットを強調したコメントが出演者の口から発せられるが、私などは、「またか!」と思い、よほど興味がない限りテレビの電源を切ってしまっている。

テレビやネット通販で有名で、主に昼間の情報系番組に出稿していた日本直販を運営している大阪の株式会社総通が先日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請をした。負債総額は約174億円と伝えられている。

東京商工リサーチなどの記事によると、『デフレによる消費低迷と販売チャンネルの多様化、さらに東日本大震災以降のTVCM自粛による影響により減収基調をたどった。また、この間、スチームアイロンのリコールによる損失もあり財務状態は苦しくなっていた。近時ではインターネット通販にも進出するなどテコ入れを図っていたが、減収に歯止めがかからず、21年9月期は年商約280億円にとどまっていた』とされている。

日本直販と言えば、以前、高所の木でも切れる高枝バサミがヒットしたことを思い出すが、その後通販番組の増加などで印象に残るヒット商品が少なくなっていた。

この業界は現在、かなり競合が激しい。だから視聴者や読者に、強い訴求力がないと消費者は商品を買い求めない。また、インターネット通販に進出するのも遅れたという。

それに平成不況が大きく影響、消費低迷が響いているのだろう。

今後、通販各社の生き残りを掛けた激しい戦いが一層続きそうだ。

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