Frontier

よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

通報遅れ!

2011年04月13日 | Weblog

ネット記事を見ていて、やっぱりかと驚いた

福島第一原発から汚染水の放出で、外務省が各国大使館に通報したのが実際より遅かったことが13日、明らかになったというのだ。

以下、ネットの読売新聞から引用。

『松本外相は13日の衆院外務委員会で、4日午後4時からの在京外交団向け説明会で放出予定を説明し、同7時ごろに各国大使館にファクスを送付したと説明。しかし、自民党の小野寺五典氏は、在京外交団向け説明会に出席したのは51か国だけで、ファクスやメールでの連絡を開始したのは同7時5分で、実際に放出が始まった同7時3分より遅れたと指摘した。小野寺氏は「(事前通報は)全体の3分の1にしか伝わっていない。このため、韓国やロシアが反応している」と政府の対応を批判した。
 松本外相は外交団の数や正確な連絡開始時間の確認は避けたが、「改善点として直していかなければならないと認識しており、連絡体制は改善されている」と答弁した』

今の政府は、何を考えているのだろうか!

この問題は事前に各国に通報しなければならないはずなのに・・・・

これでは、ロシアも韓国も、政府の対応が遅いと怒るのは当たり前だ。この件については何故遅くなったのかきっちり明らかにしなければならない。

東京電力や原子力安全・保安院などの対応(記者会見など)を見ていても、どうも後手後手になっているきらいがある。

海は福島県だけではないことぐらいエリートの官僚は知っているはずなのに、放射能汚染の水を放出することは世界各国に迷惑をかけることぐらい解らないのだろうか 

この原発が大地震で被害を受けたことについては、世界中が注目している。なのに、のんびりと構え、通報遅れなどは言語道断だ。

ひょっとして、横の連絡が全然とれていないのだろうか?外務省はこの問題については経産省、文部科学省、厚生省の所管だからなどと思い、危機管理が出来ていないようだ。

まぁ、菅さんの動きを見ていても遅れ気味だし、この政府では危機は乗り切れないというのがあらためて判明した。

きのうの記者会見をみていても、陣頭指揮を執らなければいけないのに発言内容は迫っているような感じがしなかったのは私だけではないと思う。

総理がこのような状態だから、閣僚も?????になってしまっているのではないだろうか。内政も駄目なら、外交もやっぱり遅れ気味では各国から批判が出るのは当然だろう。

通報義務があることはマニュアルを読めばすぐわかること。それも知らないのはどうしたことだろう!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする