勘違いだった。速さだけを追求し、確認もしないで情報を伝達してしまった。
4日は、午前中から夕方まで緊迫した状態の1日だった。
NHKのニュースが、北朝鮮の人工衛星搭載ミサイルを打ち上げた、あげないで、臨時ニュースを伝える。民放も報道特番を始めている局もあった。
まぁ、それにしても放送局は昼前から昼過ぎまで慌しい状況が続いていた。
官公庁の情報伝達訓練は事前に何回も実施されてきていたはずだ。それなのに、肝心な『確認』作業訓練が出来ていなかったのだろう。
『速さ』も当然大切だ。しかし、国民に対して『確認』した情報でないと早く伝えても意味がない。
それに、情報の確認作業には、先入観があってはだめだ。せっかちになればなるほど、そこに先入観などが入ってきてしまう。
そして、勘違いが起きてしまう。