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昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

幸運の灯台 「琉球観音崎灯台」と、海岸の地層

2007年04月26日 | 沖縄の旅
 
八重山旅行も昨日が最後の日、石垣島を半日レンタカーで周りました。
事前の天気予報ではほとんど雨でしたが、幸運にも最後まで傘を使うことなく、無事帰ることができました。

写真1段目は、石垣の町から西海岸約5Km走った場所にある「琉球観音崎灯台」で、最後に観光したスポットです。
この岬一帯は、「冨崎(フサギィ)」又、「観音崎」と呼ばれ、「フサギィ」とは、幸運を意味するそうで、「幸運の灯台」と勝手に名付けてしまいました。
(最後に灯台の案内板を転記しています)

灯台は、円柱形が一般的ですが、この灯台は四角柱で、とても新鮮な印象を持ちます。

写真2段目は、灯台から下を見下ろした景色です。
この付近は、夕陽のきれいなスポットで公園になっています。
そういえば石垣島のきれいな夕陽を見落としていました。
(曇りが続くとダメですね)

写真3段目は、北東方向の名蔵湾方向の海岸の風景です。
どんよりした天気にもかかわらず海の色はとてもきれいでした。

写真4段目は、「琉球観音崎灯台」のすぐ下の海岸の岩場です。
2cm前後の厚みの堆積岩の地層で、とても珍しく写真に撮りました。
よく見ると、少し緑かかった石がかけ落ちていたので、1コ拾ってきました。

愛媛県の佐田岬や、大分県の関崎でも同じような地層だったのを思い出しました。
民家の石垣にも平たい石が使われ、独特の風景だったと記憶しています。

地質マップを調べると、観音崎付近は、沖縄本島北部に広がる「古生期石灰岩」と同じ色がついています。
又、ゆっくりと調べてみたいと思います。

<琉球観音崎灯台>
此の灯台は、昭和28年7月米軍によって建設され、同47年5月の本土復帰とともに海上保安庁に引き継がれたのち、数回改良されて現在の形になりました。
この岬一帯は、通称、冨崎(フサギィ)と呼ばれ岬の東方600メートル付近に冨崎観音堂ががあることから観音崎とも呼ばれています。
民謡「小浜節」にも謡われているフサギィとは、幸運を意味し、航海の安全をもたらす岬の名称とも言われていますが、岬に建つ灯台は、この名称にふさわしく沖を航海する船舶の安全を守っています。
灯台の状況は、電話回線でいつも把握し、事務所からも定期的に職員が巡回し機能の保全に努めています。
施設の概要
位     置 北緯 24度21分57秒
        東経124度06分42秒
塗装および構造 白色 塔形 コンクリート造
灯     質 等明暗白色 明3秒暗3秒
光     度 3500カンデラ
光 達 距 離 11.5海里(約21キロメートル)
高     さ 地上~頂部 11メートル
        水面~灯台 20メートル
管 理 事 務 所 第十一管区海上保安本部 石垣海上保安部


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