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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ミニ本の「私鉄全百科」

2012-08-13 06:50:24 | 書籍

 帰省の見つけ物。
 今回は「小学館コロタン文庫・私鉄全百科」を取り上げます。

 実はこれは私の弟が80年代半ばに購入していた一冊で私自身は今回の帰省まで一度も読んだ事がなかったものです。
 前にも触れましたがこの手の豆本は80年代のブルトレブームを中心に鉄道物を扱う頻度が増えていたのですが当時の私はその俗っぽい雰囲気が苦手でなかなか目を通さなかったものです。

 ところがページを開いてみて驚きました。
 本の印象から「大手私鉄の主要車両を並べてお茶を濁している程度では」と侮っていたのですが実際には地方私鉄にも半分近いボリュームが割かれかなり見応えのある一冊に仕上がっていたのです。
 むしろ本書の見所はこのパートのほうにあるのではないかと思えました。

 改めてチェックしてみると「監修・鉄道友の会」の文字が。

 なるほどと納得です。

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帰省してきました・4・「シーナリィガイド」にふれる

2012-08-12 09:17:52 | 書籍
 今回は帰省は暇を見つけて故郷の中古ショップや古本屋を巡ったり自宅の物置を漁ったりする日程でした。

 そこではいろいろと新発見があったり掘り出し物があったりと意外に収穫の多いものでした。
 今回からしばらくはそうした題材から拾ってゆこうと思います。

 古本屋での最大の収穫は
 「シーナリィガイド」が入手できたことです。
 この本は秋葉のショップなどでは時折見かけるのですが私の財布が承知してくれない値付けのことが多くこれまで手を出せないできた一冊でした。

 それが故郷の古本屋で秋葉より安価に入手できたので私にとっては結構な掘り出し物でした。
 本書はレイアウト制作の参考になる実物の資料を一冊にまとめたものですが、読んでいるだけで一種の「取材旅行」気分が味わえるという意味でもなかなかにお得な本といえます(笑)
 中には故郷の駅で蒸気全盛時代のものを取り上げていたものも多く、懐かしさも感じられるもので新刊を買えたうちに買っていればと思えるものもありました。

 直接的にフィードバックできそうなものとしては「スケール運転を楽しもう」でしょう。
 駅構内における入れ替え運転のノウハウや時間帯別のダイヤ運転のやり方などが記されており引き込み線のあるレイアウトであれば即応用できるものと思います。

 更に続編の「シーナリィ・ストラクチャーガイド」も同価格で並んでおりこちらも迷わず入手です。
 これらはリアルなレイアウト作りに寄与するであろうことは勿論ですが、単純に一冊の本としてみても楽しめる内容であったことが分かったのは収穫だったと思います。

 ですがこれほどの良書であればいつでも入手できる再販で並んでくれればというのが正直なところです。
 本書についてはこれまでにもあちこちのブログで高い評価を受けているのを見ていますのでなおさらその感じが強いですね。

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帰省してきました・3・つぼみ堂Bタンクの思い出

2012-08-11 06:45:42 | 車両・16番

 先日帰省の折に親類の機関士の遺族から譲り受けて頂いた16番蒸気の話の続きです。

 その中でもつぼみ堂(?)のBタンクは「私が生まれて初めて手に取った鉄道模型」と言う意味でも思い出深く、かつ記念碑的な意味を感じるものでした。
 私が小学校に入る前に入線していたもので、家の棚の中の直線レールの上を行ったり来たりするだけの運転形態だったのにそれがとても楽しく感じられ訪問のたびに必ず動かしてもらっていた機種でもありました。

 今回改めて譲渡していただいたのですが最後に運転してから少なくとも30年以上は経過していたのと、親類の死後きちんと管理されていなかった(精密モデルなのでおいそれと管理できないのも無理もないと思うのですが)ためにカプラーは欠損しスカートには歪みを生じていました。
 帰宅後、早速試走させてみましたが、モータが空転するだけでまるで走らず少し残念に思いました。

 ですが空転すると言うことは通電だけは出来ていると判断できたので、動力をチェックしたところモータのマウント位置が経年変化で微妙にずれてしまい、車輪側のギアとかみ合っていないためと判明しました。
 早速モータを1ミリくらい前方にずらし、併せて歪んでいたスカートをミニペンチで修正。

 再度レールオンすると、
 あの頃と同じ元気さで走り始めたのには不覚にも涙が出ました。本当に何もかもあの頃のままに見えたのです。

 実際にはヘッドライトの配線が切断し電球も欠損しているのでライトが点灯しないのですが。

 モデルそのものについてですが、見ての通り完全なフリー形態です。
 以前紹介したエンドウのB20と比べてもはるかに背が高く寸詰まりでナローのコッペルに近い印象のロコです。
 せめてこれに似合うような客車(坊ちゃん列車のそれに近いような)でもあればよかったのですがあの当時もそういうモデルはなかった記憶があります。

 昔は16番・HOでもこういうエントリーモデルが10種類以上あったのですが今は殆ど見ませんね。

 ですが今回の復活運転をやってみてフリーモデルでも模型としての魅力を強く感じました。
 走る模型としての素朴な魅力、更には簡単な工作で個性を出せる点をアピールできるこうした安価で使いでのあるSLモデルというのが今のHOや16番には必要に思えます。

 今思い出したのですが「つぼみ堂」と言うメーカーがなくなってからもう35年以上たつのですね。

(追記)あれから再度調べてみたのですがモデルは宮沢模型製らしいと判明しました。

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帰省してきました2・16番のC54再生計画

2012-08-10 06:52:45 | 車両・16番

 今回の帰省でのモデル面での収穫にして新たなる課題のはなしから。

 以前から折に触れて書いていますが私がこの趣味に入るきっかけを作ってくれた機関士がおりました。
 数年前に物故して以来折を見てその親類のところを訪ね挨拶に伺いつつ仏壇に手を合わせるのが恒例になっています。
 今回もそうしたのですが、その折にご家族の方から手渡されたもの。

 親類がかつて持っていた16番の蒸気のモデルでした。
 遺族の方で管理できないので良かったら使ってもらえないかと言う申し出でした。

 物は以前このブログでも紹介した事のあるC58とC54、フリーのBタンクの3種。
 Bタンクはつぼみ堂、C58と54は宮沢模型辺りのものではないかと推察されます。

 ただしどれも保存状態は最悪でした。
 親類が手を付けなくなってからかなりの期間放置されていたらしい事とその間に落下か何かによる破損があったらしいのですがパーツの欠落や部材の変形などが随所に見られました。
 ほとんど現状渡しで頂いたのですが少し不憫な気がしました。

 走行その他はこの時点ではチェックできませんでしたが恐らくかなりの確率で自走も困難なのではないかと思えました。

 これらのモデルですが眺めているうちに何とか自分で出来うる範囲でレストアしたいと思えてきました。
 ブラス製なので最低限の金工具があれば多少の修正は効くと思われたので、礼を述べて有難く頂いて来ました。

 あとは欠落しているパーツの補充が効くかどうかと半田付けが必要な工程をどうするかに課題がありそうでした。

 これで宿題が増えました。


 帰宅後、早速線路とパックを出して実験です。
 C58/54ともにテンダからも集電する構造のようですがC54ではテンダ側の連結ピンが欠落していたため最初は動作不能でした。
 が、ピンの構造がC58と同じだったらしくテンダをコンバートすることで集電を確保できました。

 但し走りはどちらもかくつきがひどくスムーズさはありません。
 動力系の調整と集電の確保がまず課題の第一と思います。

 とはいえ、最初思っていたよりは走行系は動くようです。

 車体については落とすかぶつけるかして変形した所があったので出来る範囲、ペンチとやっとこで修正をしました。
 それでもC58はカプラー、C54は公式側の給水機などが最初から外れてしまっておりリペアパーツの補充を要します。

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サービスエリアのレイアウト

2012-08-09 06:44:09 | 旅行・探訪・イベントなど
 先日まで実家に帰省しておりました。

 鉄道ファンらしからぬ所業ではあるのですが夏場の帰省はたいていの場合、車を使います。
 というのも、故郷へ行った先のあいさつ回りの範囲が広すぎて公共交通機関ではおっつかないと言う事情、更に言うと「往復での経路で模型屋漁りをするのに便利」と言う実に身勝手な事情があります(汗)

 とはいえ、車だからこそ見つけられるもののあるわけですが。
 今回はそんな中から。

 東北道那須高原SAの上り方向、フードコートの一角にある「レイアウト」
 栃木と言えばたしかトミーテックのお膝元だったと思いましたが、そのせいかジオコレやTOMIXが目立つ構成です。
 列車のみならずバスも走りますと言う辺り「アレを使ったのかな」と想像してしまいます。

 とはいえ、そのバスの走りはやたらカクカク突っかかる走りでぱっとしませんでした。


 建物類はこのレイアウトがあるSAのレストハウスや、遊園地のミニチュアがなかなか楽しめる感じがしました。
 このレイアウト、カウンター席の前にあり15分毎に自動運転する仕掛けのようです。
 目撃したのは昼飯時でしたがレイアウトの前は子供を中心に鈴なり状態でした。

 サービスエリアのレイアウト。なかなか面白い存在です。

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レイアウト上の「ガンダムキャラ」

2012-08-07 08:20:36 | アクセサリー

 今回はアクセサリのみつけ物から

 プッシュピン形式の150分の1の「ガンダム」関連フィギュア。
 パッケージがアイコムかこばるのそれに似ているので同じメーカーかと思ったのですがサンスター文具製です。

 (先程調べてみたのですが実際にアイコムとのコラボ企画だったようです)

 種類も案外豊富でシチュエーションさえ合致すればレイアウトにこれを組み込むのは容易と思います。
 (元々はガンプラ用と思いますが)

 と言いますか「電気街」「コスプレコーナー」がレイアウト内にある当鉄道なら使えるのではないかと(笑)

 ホワイトベース関係者やジオン関連の方が今回見た限りで計16種類。実際はもっとありそうです。
 秋葉に現実に「ガンダムカフェ」なるものがあるのですからメイドっ娘とでも組み合わせれば気分はどこでも秋葉原。
 田舎の駅前でだって「SF大会のイベント」とでも強弁すれば使えないこともありません(爆)

光山鉄道管理局
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 (確かとりみき氏の漫画で田舎町で日本SF大会が催された時の風景というのを読んだことがあるのですがそのノリが再現できる気がします)


鉄道模型の名言・格言のはなし

2012-08-06 07:59:56 | 思いつくままに・考察

 昨日は特に暑く、何をする気も起きませんでした。
 結局家の中でゴロゴロのたうっている(笑)昼下がりを過ごしましたが、そんなときに頭に浮かんだことから。


「鉄道模型は良いですな。お金があればいくらでも模型屋が使わせてくれる。金がなければボール紙と定規にナイフ、まあ、ギアとモータ位は買わなければならないがそれでいくらでも遊べる。金があってもなくても楽しめるのだからこれ程面白いことはない」

「走らせなければストレス解消にならない思っているうちはまだ初歩だね。レールが目に入れば走っているところを想像できるからストレス解消になるんだ」

「白鳥」は何度か自作に挑戦しているのですがなかなか気に入ったもができません、こうなって来るとカツミのキハ82系と言う立派な製品が出ているのに「白鳥」だけはどうしても自作でとこだわる有様です。いつの日かそれは叶えられると思います」

「趣味はね、途中でやめちゃいけない。絶対続けたほうが良い。常設のレイアウトを作ったんだよ。長い間の夢を20年越しで実現させる。そんなスパンで良いんだ」

「人々を招いてモデラーもそうでない人もともに楽しめる。レイアウトと言う形を通して観客に自分の頭の中を旅してもらえるんだ。こんな愉快な事があるかい?」

「鉄道模型ファンになってレイアウトの楽しさを実感しないでいる人はもったいない。映画館に入って予告編だけ見て帰ってくるようなものである」

「趣味はレイアウトルームで固まってしまってはだめ。この角度から見なければと決め込むのも面白くない。楽しみ方に王道はない。どこから見ても趣味は趣味だ」

「知識というのは先に経験したものの勝ちなんだ。つまり長く続けるということはそれだけ知識や価値を蓄積させてゆくという事なんだ」

  

 趣味の成熟度や歴史の長さを考える基準のひとつとして「名言・格言がどれだけあるか」というのがあるのではないかと思います。
 バックナンバーも含めて昔の専門誌や一般誌を読んでいると時折り心に残る言葉に当たる事があります。
 上に挙げたのはその一部ですが中には初出が思い出せないものもあるので一部うろ覚えです。

 趣味のあり方、趣味人としてのポリシーについてしっかりした考えを持っている事が伺えるこれらの言葉を時折思い出す事があるのですが、そのたびに少し幸せな気分になれます(笑)

 それなりにキャリアがあったり社会的な地位を固めた方もいれば専門誌以外ではお目に掛からない方もいます。
 ですがそれによって、言葉の重みが違うという事は感じませんでした。

 これも趣味と言う共通点から導き出される言葉であるが故ではないでしょうか。
 (写真は本題とは関係ありません)

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73系電車と「偉大なる凡庸」のはなし

2012-08-05 08:23:02 | 車輌・電車
 さて、レイアウトの改修にともない是非走らせたい編成があります。

 2年ほど前に購入して寝かせていたTOMIXの73系茶色仕様。
 動力のない増結セットだったのでこれまで運転の機会を作れずにいた編成です。

 問題の動力ですが暫定的に同じ73系の可部線セットのそれをコンバート。
 併せて新品状態のままこれまで取り付けせずにいたベンチレータや付属品を装着の上就航させる考えです。

 73系のパーツですが、以前仙石線仕様のパーツ取り付けでとても消耗した(笑)経験がありこれまで億劫がっていたのですがこういう機会でもないとやる気もおきません。

 茶色の旧国が一編成でもあると結構風景も落ち着いて見えます。

 さて、ここまで考えていて思い出したのですが73系は私のラインアップの中で知らず知らずに増殖しています。
 最初の仙石線編成から始まって可部線編成がTOMIXとGMで二編成、仙石線アコモが2編成に今回の茶色で計6編成20両と言う大所帯と化していました。

 ここまで来るのに3・4年掛かっていますがゲタ電と言われるだけに「人知れずこっそり増えている」ような印象もあったりします。
 その辺り「偉大なる凡庸」と称せられる資格は十分に思えるのですが

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ジオコレの「仮乗降場」

2012-08-03 06:44:09 | ストラクチャー
 久しぶりに購入のジオコレ。
 北海道シリーズ(?)のひとつ仮停車場です。

 前に「週刊SL~」の記事でも書きましたが、あのレイアウトに使うホームならこちらのほうが似合うと思いましたのでリリースを心待ちにしておりました。

 「ジオコレのホーム」というくくりで見るとパーツが多く、このシリーズとしてはイージーさは少ない印象です。
 それだけに出来上がると短いホームなのに結構な存在感があります。
 少しでも手がかかった分細密感が感じられるのかもしれません(笑)

 線路脇に配置してみるとなかなか良い味を感じました。
 いわゆる「駅」だけではなく「専用線内の職員乗降場」としての使い道も想定できそうです。

 このホームは階段部が付け外し自在なので2,3セット繋いで見ても良いように思えます。
 うちの近所にもこれによく似た構造の駅があるのですが、北海道に限らず「新設の乗降場」という想定でなら他の地方の幹線の中間駅としても使えるものです。
 その場合は看板類の追加が必須と思いますが。

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「偉大なる凡庸の系譜」・D51

2012-08-02 07:01:12 | 車両・蒸気機関車

 「偉大なる凡庸」シリーズ、今回はD51です。

  「偉大なる凡庸」シリーズ、今回はD51です。

 言わずと知れたSL界の大所帯。例え電化メインのレイアウトでも恐らく大概のレイアウトユーザーが1両くらいは持っているのではないかと思われるロコです。

 要はモデルとしてもそれだけの歴史と普及度を持っている名機と言えそうです。
 私もこの趣味に入った直後の学生時代(70年代後半)1両持っておりました。

 その頃は毎年大みそかの真夜中に実家のテーブルの上で年越し運転を行うのが習慣だったのですが、その際には必ずD51とトキ(その年の縁起物等を搭載)の組み合わせで楽しんだものです。

 現在当レイアウトに在籍するD51はKATO4、マイクロ1(派生機のD61も入れると2)と言う陣容ですが、KATOのノーマル機ですら製造時期でテンダーの台車やらデフの点検穴の有無と言った外見上の違いがある上にナメクジもリリース、更にKATO特有のスケールアウトと言う事情から他社とは大きさまでもが違うというバラエティ(?)があります。
 スケールアウト対策と言う訳ではなかったのですが(KATOのノーマルD51とマイクロのD52を並べると前者の方が大きい)以前不動のD51ジャンクをした時等は同じKATOのC62と足周りをコンバートさせて「D52もどきのトレーラー」を作った事があります。
 これなどは「KATOのD51と重連させる以外に使えない」ある意味ゲテモノですが、これならKATOのD51に比べて明らかに大きくなり釣り合いがとれると言う利点があります。

 
 
 それは置いておいて、そのKATOのD51も力作の498号機が登場しましたが、手軽に楽しめるSLとしてのノーマルD51の魅力も捨て難いものがあります。

 さて、当レイアウトで最新の入線となっているD51は先日中古を見つけたOE88仕様の498号機です。
 と言ってもラウンドハウスの旧製品ですが。

 昨日当ブログの訪問者数が36万を超えていました。相変わらずつたない内容ですが今後ともよろしくお願いします。

光山鉄道管理局
HPです。モジュールの項を更新しました。


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8620に思うこと

2012-08-01 06:27:05 | 車両・蒸気機関車
 今回は希望的観測を伴う愚痴と思ってください。
 こう暑い日が続いてモデルいじりが進まない時期はこんな風に口が軽くなります。特に酒の入っているときは(汗)

 先日のYANチョさんのブログで8620の話がありました。

 そこでも書かれていた事ですが8620のNモデルというのは本当に見ないですね。
 メーカー品は1社のみでプロポーションに問題のある(要するに似ていない)のがストレスを溜め込ませます。

 8620と言えば9600と並んで大正期の代表的な蒸気であり且つSL終焉の直前まで現役で活動していた機種が多いこと、最近も「あそBOY」なんかで復活した事などから人気・話題性の面でも問題のない機種と思うのですが。
 私なんかの世代だとSLブーム華やかりし頃の「花輪線の三重連」のイメージが大きく印象に残ります。あれのおかげで花輪線自体が一時期聖地扱いでしたし。
 あとは「大いなる旅路」の雪崩シーンで実際に転覆シーンを再現したときに使われたのが86だったのも心に残ります。

 86の魅力は個人的には「控えめながら端正なプロポーション」と「どんな風景にも溶け込んでしまう機動性の高さ」にあると思います。C11と並んでどこでも見かける小型蒸気(登場時は幹線機に近い扱いでしたが)として非常に魅力的な機種と思います。

 YANチョさんのコメントでも書きましたが、8620の場合上記の美点を支える要素である、ボイラーの細さとやや華奢な造りなどからNゲージでのモデル化が難しそうな事が大きいのではないかと思えます。
 個人的な推察なのですがKATOがNゲージで初めて製品を出す時、最初に考えていたのが8620だったのではないかと思っています。
 実際の製品化の上で技術上の難しさがあったために形態が似ている(実際8620の後継として出てきた)C50を製品化したのではないかとも考えているのですが実際のところはどうでしょうか。
 そう思うとキットバッシュはおろか自作もかなり困難と言う事でもあるのですが・・・

 もしそうだとするならZゲージで日本型の蒸気がリリースされ、Nでも小型モータの組み込みでファインスケール蒸気が増えてきている現状を思うとそろそろ86もと思うのはわがままでしょうか。
 (ローカル線の主役はもちろんですが、入替機として活躍する事も多かった機種ですから機関区などで他の蒸気と並ぶことも多いはずであまりスケールアウトされても困りますし、その一方で牽引力はそう大きくなくても良いような気もするのですが)

 個人的には「偉大なる凡庸・最後の大物」とも捉えている機種ですが、さっぱり音沙汰がないのが寂しいですね。
 遂には「どこかで密かに『凄い86のNモデル』というのが開発進行中かもしれない」などと夢想していたりする始末で(汗)
 
 とにかく、どこかのメーカーが正調の86を出してくれないかと期待しています。
 もし出してくれたら3両買います(笑)

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