今月入線の新車から。
私個人の感覚では「キハ25」と聞くと真っ先に連想するのは「国鉄キハ20系の片運転台車」です。
キハ52とキハユニ26が幅を利かせていた故郷の線路では、キハ25は滅多に目にしない存在でしたが。
ですから先日店頭で「KATOのキハ25の2両セット」のパッケージを見つけた時、反射的に「キハ52セット」を探し始めたアホな私がいたりする訳で。
実際はキハ25はキハ25でもJR東海のキハ25だったのですが。
という訳でキハ25の1500番台です。
今回のモデルは高山本線仕様と紀勢本線仕様の2タイプがあり細部が異なりますが私が入線させたのは紀勢本線仕様の方です。
JR東海の方のキハ25の外見上の特徴は一言で言って「パンタのない313系」といった感じの外見です。
とは言っても完全に313系のコピーという訳でなく「313系のつもりで前面をじっと見ているとだんだん変な気分になってくる」様な微妙な相違があります。特に表示幕の数が減ったためにおでこが広く見えるのには違和感があったりします。
同じKATOの313系と並べてみるとなんとなくキハ25の方が顔が平べったく見える気もするのですが、側面ではステンレス車体のビード表現がない方がキハ25です。
ですがわたし個人は313系の持つ「113系の進化系」みたいな雰囲気自体は好きな方なのでこのキハ25もそういう好ましさを感じます(大体、感じなかったらそもそも入線などさせませんしw)
片側台車駆動の足回りですが2連での平地走行は問題なし。313系との併結を試しても面白そうな存在です。
夢想・・・というほどの事もないのですがもしこのキハ25が岩手の、例えば山田線とか北上線とかを走る風景を想像してみると案外違和感なく溶け込んでしまうのではないか、そんな気がするのです。
そんなところも今回入線を決めた理由だったりします。