今回の秋葉ツアーの掘り出し物と新車から
小型機関車(とモーターカー)の組み合わせです。
まずはフライッシュマンの98式蒸気。
一応ジャンク品扱いで出ていた物ですが、外見上の疵が見当たらない事から外箱がなかった事で処分された物ではないかと思います。
価格的には後述のモーターカーより安価だったので外国型としてはかなり安い方と言えます。
見ての通りD型のタンク機で動輪が極端に小さいのが特徴でおかげで最初はZゲージと勘違いした位です(恥)
もうひとつが津川洋行のTMC100モーターカー。
良く駅の隅っこに居る作業用の機関車です。これまではダミーのキット位しかなかったジャンルですが自走できるモデルとして注目度の高い物でした。
今回唯一の新車モデルであります。
さてこの2機、サイズ的には殆ど差がなく動力などもほぼ同じ大きさと思われます。
ですので走りも同じ様なものかと見くびっていたのですがいざ蓋を開けてみるとまるで正反対の走りだったのには驚きました。
TMCの方はまるでゼロヨングランプリさながらの急発進と高速走行が特徴でした。
パワーユニットのつまみをかなり絞ってもスピードが落ちず、急カーブでは下手をするとすぐに大アンダーでコースアウトするほどです。
思わず「直線番長」と言う言葉が頭をよぎりました。
一方の98ですがこちらはゆったりとした走りが印象的でした。
これまで小型機関車と言えばラピッドスタートと高速巡航が普通(ですからTMC100にした所でNの小型機関車としては普通よりやや早い程度のレベルと言えます)と思っていました。
98は逆に速度つまみを目いっぱい回しても速度はそれほど上がらないのは意外でしたし、全体にゆったりした走りなのには好感を持ちました。
Dタンクと言う事で急カーブは苦手なようですが第3動輪のフランジが小さいので140Rもクリアできました。
(言い忘れましたがTMC100も140Rは楽々クリアします)
98はサイズ的にはTOMIXのKSKタイプCタンクとほぼ同じですが背が低いので日本型の二軸貨車など牽かせると随分かわいらしく感じられます。
専用線での入れ替え作業や臨港線などが似合いそうな機関車ですね。
TMC100の方は元気良すぎる走りに目をつぶれれば構内の走るアクセサリとして大活躍しそうです。
何といってもこのサイズのモーターカーで自走できる機種は殆どありませんでしたし。
しかし、この機関車の入線がまた私を悩ませることになります(笑)それについてはいずれ。
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