車上駅の右側面にある出入り口はなんとなく、地下劇場の出入り口のようでしたので、成人映画専門館という想定で、それらしく作ってみました。(この種の映画館も絶滅寸前の状態で、私の田舎ではもうなくなってしまいました。現住地には辛うじて一軒残っています。実際の映画館では大体がタイトル文字だけの看板でここまで堂々と絵を出したりしませんがそこは模型の世界ということで妥協しています)
さて、余談ですが模型でビル街を製作する時、屋上の施設類の表現がリアリティに大きな影響を与えるのではないでしょうか?(実際上から見下ろすことが多いため)
配電盤や水タンク、配管類など、ある意味電車の屋根上や床下の表現にも通じる部分と思います。とはいえ、一々それらを再現するのは効果はともかく手間がやたら掛かりそうな気もします。
今回はビルの屋上でよく見かけるエアコンの室外機を試作してみました。
などというと偉そうですが、実際の室外機を真横から写真に納め、縮小コピーした紙をスチロールのかけらに貼り付けた物です。上にあるダクト部分は厚紙をパンチで打ち抜いた丸紙を貼り付けました。この程度の代物でもビルの屋上に二三個並べると結構それらしく見えます(実際には配管などもやらなければなりませんが)