気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

洛北大原・古知谷阿弥陀寺 1 (新緑)

2024年05月14日 | 新緑

 

今年も新緑の季節を迎え、九輪草や多くの山野草が咲く洛北大原の古知阿弥陀寺を5月9日に訪ねました。

翌日にブログ仲間、「はりさんの旅日記」のはりさんが行かれて、すでにブログにアップされました。

(「はりさんの旅日記」の九輪草の記事はこちらをクリック)

 

1日早く行った私ですが、九州紀行を長く引っ張っていたので、アップするのが今日になりました。

足下には参道の苔むした岩、見上げれば一面の青もみじが青空に広がり、書院の中庭には今年も変わらず

満開の九輪草が咲き乱れ、境内でにはシライトソウやキンラン、エビネランなどの山野草も見頃を迎えてました。

今回から古知谷阿弥陀寺の風景を何回かに分けて紹介していきます。

 

下の駐車場の近くにある山門

「弾誓佛一流本山」の石碑があります。

 

古知谷阿弥陀寺

光明山法国院阿弥陀寺は、慶長14年(1609)に弾誓上人が開基なされた如法念佛の道場。

紅葉の美しさで有名な大原の中でも阿弥陀寺の紅葉は一際美しく、江戸時代から紅葉の名所として知られています。

また境内には多くの山野草が育てられていて、春から秋にかけて色々な山野草の花々を見ることができます。

特に5月の九輪草、10月の大文字草は有名で、九輪草の咲くこの季節には毎年通っています。

昨年初めて大文字草の季節に訪ねましたが、大文字草も多くの種類があり見事でした。

 

大木が聳える中の参道です。

takayanはいつも上までこの細い山道を車で行っています。

上には4〜5台の駐車場がありますが、行き違いがないようにと祈りながら走っていますが、

今まで運よく、途中ですれ違ったことはありません。

 

鬱蒼とした森が続きます。

 

酒や肉、刺激の強い野菜(ニンニクなど)は持ち込み禁止です。

現在は浄土宗の寺院ですので、そんなに厳しいことはないのでは?

本堂へはここから石段の参道が続いていたようですが、今は左手にコンクリートのスロープのがあります。

 

見事な青もみじの新緑

 

実相の滝

 

近くの苔むした石の上にカメラを置いてスローシャッタで撮影。

すぐそばの駐車場に停めた車には三脚を積んでましたが、取りに行くのが面倒で横着してしまいました。

やはり少しブレてますね。

 

この辺りに京都市の天然記念物で樹齢800年以上の古知谷のカエデがありましたが、昨年の夏前に伐採されました。

昨年秋にお参りした際に住職の奥様からご説明をいただきましたが、幹の腐食が激しくて何本ものワイヤーで

持たせてあったのですが、いつ倒れてもおかしくない状況になり、京都市と相談の上伐採することになったとのことでした。

伐採作業当日にワイヤーを外すと、何も手かけることもなく直ぐに倒れたとのことでした。

今も大きな切り株が残っています。

 

瑞雲閣

石垣をはみ出して立つ「懸造り(かけづくり)」の瑞雲閣は見応えがあります。

青もみじが爽やかで、見上げるだけで気分爽快になれます。

 

秋の紅葉が楽しみな風景です。

 

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苔が本当に綺麗です。

毎朝住職の奥様が落ち葉などを拾って清掃されているそうです。

 

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マンネングサの仲間のヒメレンゲですね。

渓谷の水辺の岩などに群生します。

 

昨年この季節に、鯖街道のおにゅう峠から小浜に抜ける途中の渓谷で大群生を見つけました。

道路から少し山手に入った所でしたが、今度は三脚を使って撮影したいと思っています。

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受付の前の紅紫檀

 

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立浪草

 

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昨年はもっと背が高く伸びてましたがまだこんなに小さかったです。

 

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大文字草の葉っぱ

秋には綺麗に大の字の花を咲かせます。

(昨年10月の大文字草の記事はこちらをクリック)

 

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本堂

 

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本坊

 

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お庭も綺麗に手入れがされています。

 

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秋にはこの新緑が赤く染まります。

 

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この季節のメインは書院の中庭に咲く九輪草です。

今年も綺麗にに咲いていてくれました。

 

次回は九輪草をじっくり紹介します。

 

撮影日 2024年5月9日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR